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2010年 4月 19日 のアーカイブ

楽天で偽物を注文し、それよりあとにアリゾナのAmazonから本物を輸入し、
本物は注文してから一週間かからずに到着したのに、輸入でもない偽物は輸入の本物より遅く到着した。
先に来た本物が気に入っちゃったので、偽物は期待どころか、邪魔だからキャンセルになればいいと思った。
発送通知がなかなか来ないので、欠品でキャンセルになるのかと期待したが、通知なしで佐川できた。

あまり期待せずに開封して見たのだが、やっぱり安臭く、本物と比べて重量感がない。
分解できないからわからないけど、プラスチックが薄そうな、ペラペラした質感。
回すとジャラジャラした音が聞こえるから、きっとパチンコ玉見たいなのでスムーズに回してるんだろう。
本物より背が低くて平べったいので、やってるうちに横に倒れる心配は全くない。
普通のプッシュアップバーは倒れそうになるから、その代替品としてはこっちの方が良いくらいだ。
安臭いけどおそらく強度は十分だろうし、持ち手は痛くないから気に入った。
でも実際に使っていたら、倒れはしないけど接地面がスリップした。
本物は底面全体が滑りにくい材質だが、偽物は滑り止めを数カ所貼り付けてコストダウンしてる。
使い方が下手なだけかもしれないが、横に間隔を広げるほどに横からの力がかかるようになり、
普通のプッシュアップバーでは倒れそうになる所、倒れない形状だと今度はスリップするわけだ。
それさえなければ偽物でも良いかなと思って使ったんだが、実に惜しい。

プッシュアップバーで可動範囲を広げると言う役割を期待するなら、最低限の高さは必要だけど、
腕立てで負荷を上げるには腕を脚よりなるべく低くすべきって事だから、
プッシュアップバーは高くしたさと低くしたさの折り合いをどこで付けるのかが重要になる。
偽物は本物より背が低いとは言え、可動範囲を広げるには十分だと感じたので、
滑り止めを自分で工作すれば本物を上回るかなと思う。
工作しないけどね。

あたしは使いやすい向きに回ってくれるプッシュアップバーとしてしか使ってないが、
回転を利用しないとできない運動を期待して買うなら、本物と偽物で別の差が出るかもしれない。
それから、普通のプッシュアップバーをどう使っても倒れそうにならない人なら、偽物でも滑らないだろう。
どっちにしろ回らないプッシュアップバーよりは使いやすいと、今は思ってる。