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2007年 7月 20日 のアーカイブ

よその人がどんな非科学的なことをやっていようが、無駄な努力をしていようが、知ったこっちゃない。
あたしはちゃんとした教育を受けているから、自分で考えて嘘だとわかる事はしない。
だから、よその人が宗教をやっててもそれを止めることはしないが、あたしを巻き込むのはやめてくれ。
それが全くの無駄なことだと言うことを説明できるのだが、信じ切ってる人には理論など通じない。
だから、おかしな事を信じている人とは隔離して生きていきたいというのが理想なのだが、
周りの人が全員おかしい場合はそうもいかず、テキトーに嘘でもついてあしらっておくしかないのかもな。

ブートキャンプが流行り、男も女もやせる話ばっかりして、話を合わせてやるのが面倒くさい。
彼らにどう説明したら、入隊の誘いを断り切れるのだろうか。
小学生でも理解できるほどの単純な計算が理解できなくなるほど、人間の思いこみは強い。
冷静に考えれば、誰でも短期間にやせれるダイエットほど危険だというのに。

「リバウンド」という言葉は社会に浸透しているのだが、意味は完全に誤解されている。
ちょっと気を緩めるとリバウンドが起って、それを乗りきればもう太らないと思われている。
そんなことは断じてない。
同じ量の飯を食って同じ量を消費すれば同じくらい太るのは当たり前のことだ。
ダイエットを始める前の生活に戻れば、ダイエットを始める前の体型に必ず戻る。
ビリーでやせた人がビリーをやめたら、全員間違いなく、ビリーをはじめる前の体型に戻る。
ビリーでやせた後、そのやせた体型を維持するには、ビリーを死ぬまで続けるしかない。
ビリーを一生やるやつはいないだろ?
だから全員必ずまた太る。
それはリバウンドじゃなくて、食べた分-運動した分=肥満の蓄積がプラスなだけだ。
どんなダイエットをするにしても、それを死ぬまで続けなければ、やめた時点で必ず戻る。
元の生活に戻っても元の体重に戻らないなんて計算が合わないもんな。
いや、元の体重以上に増えるだろうな、リバウンドのプラスを加算すると。
だから一生続ける人以外、ダイエットはしない方がいいよ。

ダイエットが成功した時点でもう努力は要らなくなるかのような誤解は、
ダイエットをウリにした商売をしている業者によって社会に広められたものなんだよ。
「1ヶ月でやせられます」なんて言われたら、1ヶ月しか努力しなくて良いのかと思ってしまうじゃん。
1ヶ月でやせた後も、その1ヶ月やって来た努力を一生続けないと1ヶ月で元に戻るのに。
「10キロやせます」って、食べた分-運動した分=マイナス10キロにするってことだから、
大幅に食べ物を減らすか、大幅に運動するかなわけで、それを生涯続けるのは無理じゃん。
だのに、より短期間で、よりやせるダイエットほど商売になるわけだ。
商売する上で、どうせまた太るっていうことを誤魔化すために用語が必要だったんだな。

夢見てる人には引き算すら通じなくなるから、ほっとくしかないのだが、
あまりにも流行ってみんながそういう話題をするようになると、話を合わせるのも面倒くさい。
たのむから勝手にやれ、巻き込むな。

って、似たようなことを前にも書いてたじゃん。
http://wantech.ikuto.com/diary/99other/2007/07_0406_1413.htm

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スキーでもゴルフでも釣りでもなんでも、道具を買って満足する人は多いが、
あたしの場合はとりあえず参考書を買う。
いまどき情報はネットにあふれているから、参考書自体の存在価値は薄れているが、
それでも手元にバイブル的な本を置いておきたいんだよ。
ところが、TSUTAYAに囲碁の本が一冊もなかった。
他所も探せばどこかにはあるだろうけれど、探しにくい現状は理解したので面倒くさくなった。
もはやマニアックと言わざるを得ないジャンルなようだから、地元の本屋よりAmazonで探す。
Amazonで「囲碁」と入力して出てくる書籍の中で、レビューでかなり褒められているやつを購入。

「おぼえたての碁」って、タイトルが今の自分にふさわしい。
「はじめたばかりの碁がたちまち強くなる」なんて書かれてるから、うさんくさいやら恥ずかしいやら。
でも、レビューで本当に強くなったとか、ライバルに見せたくないとか書いてあったから、
たかが一冊の本で何がそんなに変わるんだと疑いつつも、買わずにいられなくなった。

到着した。
著者「本因坊 趙治勲」ってあきらかに朝鮮人だ。
囲碁は日本のものだと思っていたが、ヒカルの碁の原作中でも書かれているとおり、
日本より中国や韓国の方が碁が強いらしく、本因坊を名乗っているのも朝鮮人のようだ。
背表紙に写真が載っているのだが、一目でわかる朝鮮顔だったのがさらに悔しい。
自称極右のあたしとしては、朝鮮人ばっかり盛り上がってるゲームをやるのは抵抗があるし、
ましてや、その参考書として朝鮮人が書いた本を選んでるなんて、恥ずかしくて表を歩けない。
もう囲碁はやめるぞ!とまで思ったのだが、
ここで、横綱がモンゴル人に取られてしまった角界の事を思い出した。
外人に横綱を取られることで、日本人が取り返してやろうと盛り上がるかと思いきや、
日本人が勝たないから相撲は面白くないと言うことで、ファンも離れるし競技人口も減る。
サッカーの場合、あたしゃヒデしか応援してなかったから、引退と同時に離れても不思議ではないが、
W杯で勝てなかったからってつまらないゲームだと判断されるのは納得いかない。
極右的には、日本人が勝てないゲームこそ競技人口を増やして頑張るべきだ。
日本人が勝ってるところを見ると自分も勝った気になるから、
日本人が外人に勝ってる所だけを見たい偽愛国野郎こそ民族の恥。
そんなだから、弱い外人を見つけてきて八百長で勝ってみせる亀田ボクシングが流行だが、
金でも積まなきゃ日本人は勝てないみたいで逆に情けない。
右翼はフェアに実力で外人をやっつけてこそ、民族の誇りを守れるのだ。
ということで、囲碁も朝鮮人が強いなら朝鮮人に学び、打倒朝鮮人を目指すのが真の右翼。
朝鮮人の書いた本で読んで勉強しよう。

まだ最初の方しか読んでないが、まえがきで非常に納得させられた。
あたしは将棋のルールも詰め方も知っているのに、戦い方がわからなくて投げているのだが、
囲碁もルールと技術は別物だという事が書いてあり、読みたかった本はこれだと直感。
しかも最後のページには、とにかくやめるなということが書いてある。
一生続けようなどと決意をしてるわけじゃなく、短期間の暇つぶしにしか考えてなかったから、
ヒカルの碁でライバルの本気さに心を打たれるシーンのように、囲碁に引き込まれそうになる。
それを書いてるやつがチョなんとかだからまた悔しい。
1995年第1刷って、そんなに長い間売れ続けているのかと思うと本当に悔しい。

ルールはGBAのヒカルの碁とかで覚え、用語もある程度は知ったつもりで読み始めたが、
頻繁に出てくる「ダメ」という言葉が、ゲームで覚えた意味とは違っていて理解できなかった。
ググって理解したのだが、ゲーム内で出てきたように、どちらの地でもない部分もダメとよぶが、
ゲーム内では単に「交点」と呼ばれ、または「呼吸点」と呼ばれるものもダメと呼ぶみたいだ。
外ダメ、内ダメ、ダメ詰まりなどと、当たり前のように言葉が出てきた。
ググらないとわからないと言うことは、まだ「おぼえたて」にも達していない「おぼえかけ」レベルなのかな。

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