水溶性食物繊維
あたしの食物繊維に関する知識は以下の通り。
http://wantech.ikuto.com/diary/56kin/2010/10_0403_1058.htm
で、単に食物繊維ではなく、水溶性食物繊維という物になると話が変わってくるようで、
従来の不溶性の食物繊維は確かに繊維状であることも重要なのだが、
水溶性食物繊維ってのは繊維状だから食物繊維なのではなく、
水に溶けるけど消化は出来ないって物を名前として食物繊維と呼んでるだけっぽいな。
分類としては糖であり、人間には消化できないって場合、繊維状じゃなくても食物繊維と呼ぶ。
そして、どういう仕組みか最大の謎なのだが、水溶性の食物繊維だけ善玉菌のエサになるらしい。
排泄後にどんな菌が分解するのかって事まで考えると、別に水溶性である必要は感じないが。
一応、ググって出てくる情報では、水溶性食物繊維は、人間は消化できないが善玉菌は消化できる。
腸内細菌について気になっているので、サプリメントとして善玉菌そのものを摂取する場合と、
善玉菌のエサを摂取して腸内で増やすのとどっちが良いのかっていう、
たぶんそれは個人差とか程度問題とかあって、答えのでないであろう問題を気にしている。
あたしの場合、プロテインを摂取している上に食事が肉食に偏っているので、
腸内には悪玉菌のエサが多く、そこに善玉菌のサプリメントを投下した場合、
おそらくせっかくの善玉菌があまり増えず、悪玉菌ばかり増えるという現象が起きそうに思える。
でも実際は、善玉菌サプリを飲むと山ほど排便するわけで、全く理論通りには行ってない。
善玉菌のサプリが効かないのであれば、確かに肉ばっかり食ってちゃ野菜不足だよなって話になり、
だったら善玉菌より食物繊維を摂取しようと傾くのに、これじゃホントに野菜いらないって事になるが。
そこで、おそらく野菜の繊維は不溶性で、水溶性じゃないと善玉菌を増やす事が出来ず、
あたしは野菜は不足してるけどどこかで水溶性の食物繊維が取れてるんじゃないかと思ってはいる。
心当たりはないが。
じゃあちゃんと思い当たるほどに水溶性食物繊維を摂取してみたら、また違ってくるかなと思っている。
日本では難消化性デキストリンという糖がメジャーなようで、
無味無臭だからなんにでも入れてねって売り方なので、興味はある。
それを原末で輸入すれば安いかなぁと思って調べても、米国ではヒットせず、
それより、何十年も前から米国ではシリアムハスクという安い粉が、水溶性食物繊維として売られている。
水溶性なので善玉菌のエサになり、しかも膨張するので不溶性食物繊維の代わりもするって。
難消化性デキストリンより安いので、試しに注文してみたんだが、何に入れて飲もうかな。
プロテインと一緒に溶ける物ならプロテインで良いけど、ドロドロになるなら入れたくない。
ドロドロになるならむしろスープのとろみとして食事と一緒にたしなみたいところ。
一度に摂取する量が少ないので、溶けにくいなら粉のまま口に含んで飲んでも良いし。
いずれにしても最大の目的は、腸内で菌が活動することによる生産物の吸収であり、
ただ単に排便して満足と言う事じゃないんだけど、実際は排便を目安にするしかない。