栄養でも薬でもないアダプトゲン
手持ちのアシュワガンダがあと数日で飲み終わるが、効いたかどうかはよくわからなかった。
効く人は即効性があるようで、飲んだその日に睡眠に関係する体感が良くも悪くも出るようだ。
あたしにはまずそれがなかったし、もう少し長い目で見た変化も何も感じなかった。
YouTubeの影響を受けて買ってみた事と、入手困難さが購買意欲に結びついてしまってたかなと。
アシュワガンダは医薬品だから輸入制限があるって話だから、じゃぁ薬になるかと期待した。
もう買わないけど、単に効かなかったからではなく自分の決めたルールに合致しないからだ。
たとえばコルチゾールを減らしたいなら、コルチゾールを減らす薬を飲むべきだと思ってる。
そんな薬があるかどうかわからないけど、あるとしたら結構ヤバい副作用もあるはずなんだよ。
正常な体では分泌されるべきタイミングで分泌させないなら、ホルモンバランスをいじる事になる。
素人がいじると死ぬから、本当にいじれるなら医者が処方するように管理される。
薬だったら大変な副作用があるはずの効果なのに、サプリなら副作用なしでいられるはずがない。
もしもアシュワガンダでコルチゾールが減るなら、相応の副作用がある事も判明しているはずだ。
その副作用を書かないでサプリを売るというのは、ねつ造か隠蔽かのどちらかに該当する。
効果をねつ造してるか副作用を隠蔽してるか、どっちかでしかない。
どちらであっても買うべきではない。
この基準はアシュワガンダだけじゃなく、どんなサプリも何か効果があるなら副作用もあるはずだ。
何かの数値を下げるなら下げすぎれば死ぬし、何かの数値を上げるなら上げすぎれば死ぬ。
飲んでも死なないからサプリなんであって、死なないなら効果もない。
死ぬかも知れない薬にしか効果はない。
あたしは昔から抗酸化物質というやつに不信感を抱き、仕組みに納得出来ないでいる。
抗酸化しすぎても死ぬはずだろ。
そう言う物を摂れば摂るほどいいんだと推奨してたりすると疑念を持っちゃう。
んで、たとえ何かに効くサプリでも、その本命の効果の他に抗酸化も付け足される事が多い。
栄養だから摂取するビタミンにも、栄養でなおかつ抗酸化能力もあると付け足される場合がある。
そしたらその抗酸化能力をあてにして、栄養として必要な分以上のビタミンを買う人がいる。
抗酸化能力を期待するかどうかでビタミンの必要量が変わってきてしまう。
まんまとサプリを売るために付け足された情報だ。
効果を付け足すなら副作用も付け足さないと公平な情報ではない。
買うべき理由をたくさん書けば書くほど、あたしにはツッコミどころが増えるだけになっちゃう。
色んな事に効いてなおかつ安全だって言っちゃってたら買わなくてもわかる嘘サプリ。
ただ、その嘘を栄養に付け足して売ろうとしてるせいで、目的がピンボケさせられちゃうんだわ。
嘘をいっぱい付け足してるくせに必要な栄養でもある場合ってあるんだよな。
栄養として必要な量しか買わなければいい。
薬を怖がってる人ほど、サプリが薬の代わりになるんじゃないかと期待している。
けどもし薬の代わりになるんだったら、サプリにも薬と同じような副作用がある。
ちゃんと副作用が書いてある薬より、副作用が書いてないサプリを信じる方が危ない。
筋トレしてると筋肉がつくサプリに目が行きがちになる。
ステロイドと同等の副作用があるサプリなら筋肉がつくし、そうでないものは偽サプリだ。
カフェインとかは実質は薬物だから副作用もあるし飲みすぎれば死ぬ。
そう言う物だけ信用すべき。
プロテインはただの栄養だから飲んでも筋肉はつかないし、嘘は言ってない。
けどEルチンは筋肉つくよって言ってるから、じゃぁ副作用があるだろうし、ないなら偽サプリだ。
偽サプリでないならEルチンの未知の副作用で死ぬ覚悟が必要と言う事。
そりゃ既に副作用が判明しているステロイドの方が、対策出来るしまだ安全だろ。