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アクリジョンをマーカー化してガンダムマーカーエアブラシで使ってみた。
初日から色々失敗したが、結果的には使えそうなレベルになった。
これがちゃんとキャップして長期的に機能を保てるなら、ガンダムマーカーは要らなくなるかも。
なんせ海賊版のABS製ガンプラを主戦場にしてるから、割れない塗料を選びたい。
いやガンダムマーカーでも全然割れてないから大丈夫かも知れないけど念のためね。
通常のエアブラシを使おうって気持ちは一切なく、ガンダムマーカーだからこそ手軽に楽しめる。
けど欲しい色のバラ売りがないとか、塗膜が物理的にも化学的にも弱いとか、弱点もある。
アクリジョンなら解決できる問題も多いということで、乗り換えもしくは共存で行きたい。
とりあえず4セット8本買った。
ちゃんと紹介動画を見て確認してたはずなのに、いざ自分がやるとエラーが起こる。
中蓋を取り付け忘れた状態でキャップせずに撹拌し、部屋にインクを撒き散らした。
ペン先がどっかに飛んでいって行方不明。
撒き散らしたインクは筋トレ用に敷いてるジョイントマットを汚した。
キッチンマジックリンをぶっかけて放置してみたが、全然落ちない。
その部分だけ買い替えてもいいけど、どうせまた汚すから諦める。
吹っ飛んだペン先は見つからない。
これもどうせスペアのペン先が余るから問題ない。
まず一本目のアクリジョンマーカーとして、あたしは薄すぎるグレーが欲しかった。
ガンダムの白部分に白を塗りたくなくて、少し色を付けたい。
けどあたしの色混ぜスキルが非常に低く、薄いグレーじゃなく薄いグリーンが出来てしまった。
いやあまり薄くないのでもっと白を足したい。
けどこれ以上マーカーに入らない。
とかなんとかやって、グランプリホワイトの瓶が空っぽになった。
そして目的はグレーだったけど白に近ければ何でも良いとも思ってるから別にいい。
グランプリホワイトだと白すぎて、もう少し黄色っぽく、もう少しグレーっぽくと欲張った。
出来上がったのは薄いグリーンで、かなり可愛らしいガンダムになるだろう。
いやそれもありだと思うので、しばらく我が家の白はこれだぞって事で問題ない。
でもこれMSVセットに入ってる薄いグリーンに近く、既にある色を調合したっぽくなった。
グリーン以外の薄い色ならどれでも良かったが、グリーンが一番良くなかったかな。
うちのキッチンスケールの0.5g刻みだから、この作業をやるには精密さが足りない。
塗料5gに薄め液1.5gとして以外に、正しい比率で作成出来ない。
それでやろうとしてもこのスケールじゃ誤差が出て、やや濃すぎたり薄すぎたりはする。
調色する場合はその5gの中で配合を考える。
例えば白とグレーの1:1なら2.5gずつみたいにする。
これも誤差が出るから、まぁ1:1ならいざ知らず、今回みたいに0.5g足したいとかは失敗する。
あとスポイトでやると泡立って来るから、泡を棒で消しながらやる。
それをせっかく作ったから使ってみたいと思ったのね。
既にサザビーのプロペラントタンクと銃を白く塗装して、隠蔽の弱さや筆ムラに苦労していた。
これに作った色を吹き付けて、まぁ隠蔽はかなり弱いけど白地に対してだから綺麗に吹けた。
それ自体は成功なんだが、せっかく重厚だったサザビーがファンシーになっちゃう。
さすがに今回は真っ白のほうがマシだった。
もう一本、薄いグレーを目指してマーカーを作って上塗りするつもりだった。
けど一晩寝て思い直し、普通につや消しブラックをマーカー化して、元の色に戻した。
サザビーは重厚さを守ることにした。
つや消しブラックは隠蔽も強く、ガンダムマーカーにない色だから今後も多用する。
とりあえずサザビーの塗装はこれでおしまい。
アクリジョンマーカーのテストも出来たし失敗のリカバーも出来たので良しと。
ちなみに今回、プロペラントタンクの合わせ目を消したんだよね。
銃の合わせ目は消してない。
GAOGAO版サザビーは合わせ目も簡単に消えるほど成型品質が高かった。
品質悪い海賊版だと合わせ目をピタッと閉じることすら難しいものもある。
んでもう次はズゴックって決めてて、膝にガイドテープ貼ってスジボリした。
SEEDのズゴックみたいに膝に白のラインを入れるためのスジボリだが。
何もないところに新たなスジボリを追加するのは初めてだが、ガイドテープが使いやすかった。
こんなに上手くいくなら、塗分のためだけじゃなくモールドとしてもいっぱい入れたくなる。
