ステロイドよりタモキシフェン

メタンジエノンというアナボリックステロイドが気に入って、長期に服用している。
しかしその目的は筋肉増強剤としてではなく、更年期症状の緩和がメインとなる。
特に鬱っぽい症状が出るか出ないかって事で、もはや副作用の健康被害より優先で必須の薬だ。
1日30円分の利用で鬱にならないだけでも十分なのに、筋トレにも有利だとお得すぎる。
死ぬまで続けたい。
あ、長生きもしたくないので何十年じゃなく何年とか何ヶ月とかの死ぬまででお願いしたい。
そのメタンジエノンの副作用で心配すべき点は、あたしにはたった二つしかない。
普通の人にはもっとたくさんあるんだけど、死んでも良い前提だとだいぶ消える。
一つは、男性ホルモンを薬で摂取すると自分の体が男性ホルモンを作らなくなること。
これはでもそもそも、自分の体が男性ホルモンを作らなくなったから始めたことだ。
「死ぬまで」が数年であるならば、数年分の薬をストックすれば自己生産の男性ホルモンは要らない。
もう一つは肝臓にダメージがあると言うこと。
これは知らぬ間にダメージがあって気付いたら手遅れってんなら最高だが、自覚症状があれば困る。
酒を飲んで肝臓がやられてダルい時の症状がこの薬で感じられるなら、悪い副作用と言うことになる。
だので、週一回の休肝日、二ヶ月に一度の休肝週ぐらいを念のため実施している。
休肝日の男性ホルモンは低下してしまうので、やはり自己生産能力を消失させるわけには行かない。
と言うことでこのたった二つの副作用だけ、どうコントロールして付き合うか考えるところだ。

そこでもう一つ併用している薬は、タモキシフェンという乳がんの薬だ。
女性ホルモンを働かせないことで乳がんの増殖を防ぐってのが本来の目的のはず。
それと同時に、女性ホルモンを働かせないことで男性ホルモン産生を促す薬だ。
メタンジエノンを休薬する日はタモキシフェンを飲んで、自分で男性ホルモンを作ろうとしている。
ただし計測する手段がないため、本当に自己生産できてるかどうかは不明。
そしてその理屈があってるなら、休薬しない日もタモキシフェンを飲めば良い事になる。
どう調べても、なぜステロイド服用期間にタモキシフェンを飲まないのか、理由がみつからない。
以前はどこかで、女性ホルモンによる浮腫も筋肥大には有効だからと言う回答を見たことはある。
こちとら筋肥大目的じゃないんで。
自己生産能力も落とさずに、なおかつ足りない分を補い続けるって事は出来るのかって事。
やっちゃってるけど。
やっちゃってるし計測手段がないから上手く行ってるかわからんけど。

タモキシフェンはそもそも、加齢による男性ホルモン低下を改善するエビデンスがあるようだ。
だからステロイドを一切やめて、タモキシフェンだけの更年期治療でも十分かも知れない。
肝臓のことが心配だったりするなら、タモキシフェンに移行してもいいんじゃないかと思ってる。
ただ、もう既に数年分のメタンジエノンをまとめ買いしてるのよね。
その薬を飲みきる前に寿命を迎えたいのよね。
いずれタモキシフェン生活も試したいけど今じゃないね。
まずは死にやすい方を継続し、こりゃ死なないなぁと思ったら切り替えるかも知れない。
あるいは法改正でステロイドが入手出来なくなった場合とか。
いずれにせよタモキシフェンの方はずっと買い続け、ずっと飲み続けたい。

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