古い本に書いてあった事

偽パワーブロックでアーノルドプレスを練習中だが、YouTubeでも正解は割れているようだ。
色んな人のやり方を参考にしつつ、自分に出来そうな、自分に効きそうなやり方を模索中。
多数派はインクラインベンチに座ってるが、持ってないから立ってやってるんだけれども。
たぶん高重量を扱うために膝でダンベルをスタートポジションに持って行く必要がある。
それのために座ってるんだと思うが、なんせあたしは低重量でやってるから必要ないわけで。
2008年に刷られたダンベルトレーニングの本を所有してるので、ちらっと開いて見たんだよ。
しかし目次を見てもアーノルドプレスは書いてなくて、他の肩の種目はいっぱい載ってた。
あたしの場合は、自重だと上に押す種目が出来ないから偽パワーブロックを買った。
だから肩を鍛えたいかどうかは別として、上に押す種目をやろうという目的になっている。
で、ショルダープレスをやるよりも可動域を広くするアーノルドプレスを練習している。
どういうフォームでどこを中心に鍛えるかって所までは明確に考えてない。
けどせっかく簡単に重量変更出来るから、色んな重量で色んなフォームを研究中。
頑張るほどに三角筋より僧帽筋に入っちゃって、これじゃダメな気がしてる。
あとその久しぶりに開いた本には、既にパワーブロックの写真が載ってた。
昔からあったはずなのにYouTubeで見るまで存在を忘れていたようだ。
とりあえず20㎏ずつのダンベルを買えって書いてたのもこの本だった。
偽パワーブロックは40㎏まで買い足せるけれども、この本を見たから20㎏で踏みとどまった。

そして本をパラパラめくって気になったのは、50%の力じゃ筋トレにならないって話。
70%以上の力を出す必要があり、12回以上出来たらもう軽すぎるって事になってた。
あたしはかつてこの本のこの部分を強く信じたっぽい。
けどさ、世の中には毎日腕立て伏せ100回とかやってる人もいるわけよ。
本を信じて、100回もやっても意味ない、そんなんじゃ筋肉はつかないって誰かに言いたくはなる。
毎日じゃなくて休息がないと筋肉は増えないんだって、誰かに言いたくはなる。
しかし現実は、本を信じて頑張っても、毎日腕立て100回の人より筋肉がつかない。
理論が才能を超える事はない。
そして今では、12回じゃなく50回ぐらいまでは筋肉つくんだよと言う理論に変わっている。
こうなってくると、どんな理論もいずれ塗り替えられるんじゃないかって思えてくる。
人によっては12回で発達し、人によっては100回で発達するという個人差も考えられる。
あたしが昨年ぐらいからまた本腰を入れる際に、常に頭にあったのは腕立て100回の人の例だ。
いくらあたしが理論を追求したって、理論を越えて筋肉を付けてる人には負ける。
理論に縛られずに好きなようにやっても、効率が悪くても筋肉はつく。
他の人に不正解だと言われるような方法でも、自己満足の大きいやり方を優先して継続しよう。
みたいな、常にその腕立て100回の人でも大丈夫なはずだって言う事を考えて比べてきた。

理論どおりにやるなら少しずつ重量を増やす必要があり、だからダンベルを買うしかないはず。
けど理論を信じないからこそ、自重でどうにかなると言う方向へ向かった。
結局買ったけど。
低重量で高回数じゃ効率悪いかも知れないけど、その方がやりやすくて自己満足度が高い。
ケガもしたくないし、昔は効かないと言われてたような低重量で高回数やっている。
メチャクチャ正解を無視している。
あたしの頭の中に住んでる腕立て100回男が、最新理論を無視せよと言っている。
そもそもあたしが憧れるのは、ベンチプレス100㎏じゃなくて腕立て伏せ100回の方だし。

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