ユッケの話

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毎日肉のことばかり考えて生きてる肉狂いのあたしとしては、一つ見解を出しておくべきだろう。
まず、肉ってのは皿の上に上がって出てきたときは既に食べ物だけれども、元々は動物の肉体だ。
赤身は筋肉で白身は油で、腹とか背中とかの一部を切り取って食ってるわけで、
そんな体の一部が、生命活動を行っていた時点から大腸菌に蝕まれてたら重病に区分されるわけで、
要するにモーモーさんが食べ物に変わる瞬間の時点では、肉に大腸菌はいない。
殺しながらその場で食えば、生肉を食べても大丈夫だ。



じゃあやっぱり時間が経って古くなると大腸菌が発生するかと言えばそれも違う。
菌と言えども生き物なわけで、何もないところから急に命は誕生しないんだから、
生肉に大腸菌がついてるとしたら、包丁やらまな板やら容器やらで付着したって事にしかならない。
生きてるうちに付着ではなく、殺してから付着してるって所がポイントで、
生きてたら血流があるけれども死んでたら菌の移動手段がないわけで、
表面に付着した大腸菌は表面で増えるだけだ。
と言う事は、あたしの結論としては、怪しい肉だろうが古い肉だろうが、表面さえ焼いちゃえば、
中は全くの血みどろの生肉でも全く害はないと言う事を言いたい。
ローストビーフとかタタキとか、外側しか火が通ってない食べ物は、ちゃんと理に適った調理法なのだ。

問題を起こしたユッケ屋さんは、2年間検査をサボってたことで叩かれてるけれども、
これはあたしの見解ではどうでもいい事で、検査もしてない悪い肉だったとしても、
ブロックの表面を切り落とした中の肉だけを使ってユッケにすれば大丈夫。
それは単なる肉好きなあたしよりも、専門家であるユッケ屋の方が詳しいだろうことだが、
それでも食中毒が出るってことは、社長は全然肉食ってないんじゃないかって思うね。
また、当初は生食用じゃない肉を使ったのが悪いって言ってたけれども、
カキじゃあるまいし生食用と加熱用で肉の内容に差はないわけで、
何用の肉だろうが表面に大腸菌がつく可能性はあり、それは殺した後の扱いの問題であり、
検査してどうだったとか、生育環境がどうだったとかじゃないんだよ。
この点を突っ込む方もアレだが、突っ込まれた社長も全部禁止すればいいとか反論したが、
禁止するかどうか、もしくは生食に関する法整備があるかどうかなんて、
肉であたるかどうかには全く影響のない話で、社長の肉への無関心さに驚かされるばかりだ。
あの面白い社長のパフォーマンスが面白く感じられないほど、肉への冒涜の方が気になってる。

あたしはユッケに全然興味がないので、そもそもユッケが好きな人の中途半端さも納得いかない。
生肉が好きならミンチじゃなく、表面を焼いたブロック肉を食えば良いじゃない。
安全だし血がしたたり、生を満喫できる食べ方じゃん。
だのにあえて危険で歯ごたえがないミンチ肉を、しかもちょっとお高いのに食べる意味がわからない。
そうしないことも出来るのにあえて命を店のモラルに預ける食べ方をするほど、ユッケはうまいかよ。
焼き肉屋でしかユッケは食べないと思うが、焼き肉屋ならロースを表面しか焼かずに食う方が、
たとえ大腸菌がついてても食中毒にならないし、歯ごたえと血の味を楽しめて良いじゃないか。
卵が良いのか?アレ?ユッケはタレ付けるんだっけ?食わなすぎて思い出せない。
ともかく肉は表面だけ加熱を要し、中は安全と。
ハンバーグや整形肉はミンチな時点でユッケと同じで、中まで火が通らないと危険。
うまい肉の焼き方として、表をじっくり焼いて裏はさっと加熱するっていうやり方がメジャーだが、
それでさえ、一応両面に火を通してるわけで、片面は生ってわけじゃない。
生が好きな人は中まで火を通す必要はなく、表面だけをまんべんなく焼けばいい。

どうしてもユッケがくいたきゃ、ユッケを表面だけ焼く技術を体得すればいい。
そういう発明をすれば儲かるかも。
メニューに最初から焼きユッケって書いて載せれば、肉の検査とかそぎ落としとかせずに出せるし。

肉唄
http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a001596

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