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2011年 5月 6日 のアーカイブ

ディスクシステムを知ってる人としては、その頃から続いてるシリーズにはついつい手を出してしまう。
スマブラは単にWiiをハックするためだけに用意したのであり、全く遊ぶ気はなく、
本命は最初からゼルダとメトロイドだった。

特にメトロイドに関しては、昔は横アクションで好きだったのに、いつの間にかFPSになってるので、
FPSじゃないメトロイドってことで期待してたし、売り文句のファミコンって言葉にかなり興味があった。
ところが遊んでみたら何がファミコンだかわからない、ありがちな3Dアクションでしかない。
確かにWiiリモコンを活用はしてるけれども、完全なる蛇足でしかない。
たとえばリモコンを縦にしてリロードとかしなくても、リロードボタンがあった方が良いじゃん。
リモコンで周囲を調べなくても、周囲を調べるモードに切り替わるボタンがあった方が良いじゃん。
普段は横持ちでアクションし、ボス戦でリモコンを向けてミサイルを撃つとかってやるんだけど、
構えてる間は避けられないので、持ち方を変えてるうちにやられるし、
構え始めたときの向きを調節するために、まずキャラを敵の方向に向けてからリモコンを画面に向けるなどと、
なんかモタモタしてる間にやられてイライラ感がハンパない。
怪しいところを調べなきゃ先に進めないシーンが時々出てくるのだが、
リモコンで指し示せるポイントがシビアすぎて、怪しいところをポインタが素通りしてしまう。
最初からそこが怪しいとわかっててもそこをなかなか指せないせいで、そこは怪しくないのかと思ってしまう。
アクションの部分でも、壊せるオブジェクトとそうでないオブジェクトの区別がつかない、
体力ゲージがあるのに一発即死も結構多い、固めのザコがワラワラ出て相手するほど損する、
暗いせいで道が見えない、3Dで距離感がつかめない足場ジャンプが必要、等々、
あたしにとってのクソゲー要件を次々と満たしまくり、やる気が失せてしまった。

ゼルダは安心して遊べているし、面白いと思う。
同じ任天堂で、同じ3Dアクションで、たまにリモコンで狙い撃つところまで同じなのに、
完全に良作とクソに別れるところが不思議。
リモコンのポインタはシビアじゃないし、壊せるオブジェクトはわかりやすいし、
落ちてもハートが一個減るだけだし、ザコは固すぎず多すぎず何かしらくれるし、
暗くても見える程度だし、足場ジャンプは自動だし、メトロイドのムカツクところをことごとく回避している。
昔からゼルダは、攻略サイトを見なくても自力で発見して攻略出来るところが面白いので、
今回も自力で最後までやろうと思っている。
ほどよくヒントもくれるし、アクションもあたしには厳しすぎずちょうど良い。
一箇所だけヤバかったのは、オオカミにされて閉じ込められるシーンがあるのだが、
そこでどうやっても抜け道が見つけられず、メトロイドをやってイライラした後だったこともあり、
もうダメだって言ってあきらめてリモコンを投げ出したら、突然オオカミが体当たりをして抜け道が見つかった。
オオカミはリモコンを振ることで体当たり出来るのだが、なんせ他に振るゲームの経験がなかったし、
剣を振るときはリモコンを振れって練習させられたけど、オオカミは剣を持ってないもんな。
なんでもやってみようとは思っていても、リモコンを振ってみようと言う事までは思いつかず、
たまたま投げ出したことを感知して体当たりし、たまたま良い所に当ったから抜け道が見つかったけど。
そこ以外は、自分で工夫して仕掛けを動かしてみたり、敵の倒し方が読めたり、
いかにもゼルダらしい楽しみ方が出来てて、とりあえずまだ詰まってはいない。

連休も終わったし、携帯できないし、子供が寝てるときしか進められないしで、スローペースになりがち。

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あたしはゲームにあまりストーリーを求めてないので、ストーリーを楽しむべきサウンドノベルは興味がない。
ただ、WiiでもPSPでも出てる428というゲームに関しては、ファミ通でやたらと点数が高いので、
誰が遊んでも丸っきりのハズレと言う事はないだろうと思い、PSP版で遊んでみた。

動いたり鳴ったりという部分は予想外に少なく、静止画を見ながら小説を読むだけが大半だった。
ロープレとかやっててもストーリーに興味がないあたしは、
ムービーならまだしも長文を読まされるだけのストーリー部分は読まずに連打するクセがついているのだが、
その、多くのゲームで飛ばしてる部分を楽しむようなジャンルなので、我慢して読む事にした。
やたらと、「呟く」「掠れる」「項垂れる」が出てきて、どれも自分では使わない言葉なので気になった。
書いた人の文章のクセなのか、それともこのジャンルでは頻出なのに個人的に読まないだけだろうか。

どの辺がゲームになってるかというと、小説の途中でちゃんと選択肢が出る点がゲームだ。
このゲームには最大時5人の主人公が登場し、同時進行で5人分の小説を読む事になるのだが、
ある主人公の間違った選択は、別の主人公をゲームオーバーにする。
たとえばチンピラに正しい道を教えるか逆の道を教えるかの選択は、
そのどっちを選んでもチンピラに暴行されるような災難があるわけでもなく、何も起らないように見えて、
実は別の主人公の話で借金取りにつかまるかどうかを決定している。
そのチンピラが借金取りで別の主人公をゲームオーバーにするなんて、選択の時点では想像できない。
逆に、まずゲームオーバーになってみて、それを回避するための方法を別の話で探すのが面白いわけだ。

面白いと言ってもそれはあたしの場合はかなりの後半部分になってからで、
序盤はやはり興味のない小説をダラダラ読まされている感じで、途中で眠くなったりし、
その度に中断してたから、なかなか先に進まなかった。
惰性でポンポンとボタン押してしまい、読んでないことに気がついて戻すことも多々あった。
特に、最初から出てくる刑事の話は、最初から本筋に絡んでるので読みやすいのだが、
後から重要人物だと気がつくバイト試供品配りの話とか、最後まで部外者だったライターの話とか、
もちろん最終的には全てあってこそ成立するんだけど、序盤では読みたくない話ばっかりだった。
全然ハマれなかったので、少しやっては放置し、また思い出してちょっとやってってしてたら、
そのうちにWiiを買ったからさらにPSPを放置し、かなりゆっくりなペースで遊んだ。
428に夢中じゃなかったからこそWiiが欲しいなんて考える余裕につながったわけで、
どっぷりはまってたらWiiどころじゃなかった。
まぁまぁ面白いんだろうし、こういうタイプのゲームはやったことがなかったので、これはこれでありだけど、
さすがにこれを機に別のサウンドノベル系にも手を出そうとは思わないな。

普通にクリアした後、攻略サイトを見てエンディングを調節したが、それでもまだ完結した感がなかった。
さらに、攻略サイトに従って隠しストーリーを三本出現させたのだが、
なんせそれらの隠しストーリーには選択肢がなく、ゲームではなく完全に小説だし、
全く興味を持てない話だったので連打で飛ばしまくり、ほとんど読んでいない。

こんな人がやるべきゲームじゃないんだが、こんな人でもまぁまぁ面白いくらいだから、
ロープレでストーリーを飛ばさないタイプの人なら、レベル上げしなくて良いからロープレより面白いかもね。

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