バクマン
ヒカルの碁つながりで、以前からAmazonがコミックスをおすすめにリストアップしていたので、
デスノートのコンビがマンガのマンガを書いている事は知っていた。
それなりに流行ってることも知ってたが、それでも読もうという気にならなかったのは、
昔、鳥山明がマンガのマンガを書いたコミックスが家にあって、それを見てるから、
マンガのマンガなんか書いても、マンガ家になりたい人にしかウケないような、
マンガの描き方からデビューまで必要な手順を語るオタクくさいものだろうと想像したからだ。
あたしはその鳥山明のやつを参考に、ジーペンとかスクリーントーンとか買った事があるし、
たとえマンガ家育成みたいな内容のオタク向けマンガでも、楽しめない事はないだろうが、
やはり戦うマンガじゃないって事がネックで、そんなに強く興味を持つことはなかった。
そしたらNHK教育で、よりによってコナンの裏でバクマンのアニメを始めやがった。
あいつらって、いつも他局の裏に他局と視聴者層かぶる内容をぶつけて来やがる。
バクマンがもしドラえもんの裏だったら、いくら面白くても見てなかったと思うが、
コナンは例の組織の話が絡んでなければ見逃してもどうでも良いと思ってるので、
とりあえず今回だけバクマンを、どういう話か確認したくて試しに見た。
アニメ化早いって事は面白いんだろうなと言う期待もあったが、
NHK教育でやるならあんまり面白くなくてすぐ終わる感じかなとも思った。
前半は、平凡な人生が嫌だっていう話ばっかりで、そんな理由で一発当てるって話だとしたら、
ちょっと魅力を感じない話になりそうだと思って見ていたら、
第1話なのにいきなりプロポーズしたって所が、さすがいまどきのマンガは面白くする事に長けている。
このシーンであたしは何らかの脳内物質が出て、とりあえずコミックスを買おうという気になった。
本屋に行ったらバクマンコーナーが特設してあり、ずらっとあったがとりあえず2巻まで買った。
最初が面白いからってずっと面白いとは限らないからね。
で、読んでみると1話ごとに、毎回第1話と同じ脳内物質が出るような快感を感じる。
しかも、死んだオジサンがラッキーマンのガモウひろしと重なってしまい、
ガモウひろしが死んだ見たいな錯覚と、その死んだガモウひろしが原作描いてるという混乱で、
脳のリアリティーを感じるべき部位がマヒして、本当に死んだ人の甥が頑張ってるかと思ってしまう。
こんな調子であんまり先までネタが続きそうに思えないが、とりあえず2巻までなら面白い。
アニメもコナンを見ないでバクマン見そうだし、どっちかっつったらコナンを月曜に再移動して欲しい。
コミックスも集めそう。