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ダンベルを撤去し、スクワットをジャンプしてやるようになってから、劇的に腿とふくらはぎが成長している。
より負荷を大きくすることに集中しているので、膝を前に出さないということは意識していない。
ジャンプして、思いっきり勢いを付けてしゃがみ込むんだから、負荷が最大になった姿勢はウサギ跳びだ。
ウサギ跳びは関節を痛めるから良くないなどと言われているから、やっていいのか不安になってくる。
でも、まともなスクワットなら安全でウサギ跳びならダメってのも変な話で、違いはどこにあるのか。
あたしがやってるのは安全なのか危険なのか、危険ならどこを直すべきなのかが問題だ。
ウサギ跳びをウィキペディアで調べると、有害な理由がいくつか書いてあるが、ほとんど納得出来ない。
そもそも理由5個の内の2個は、有害な理由ではなく有効ではない理由なので残り3個だが、
まず「不自然だから」ってのは、誰でも訓練なしで今すぐ出来る動きなんだから、
はじめから体に備わった出来る事の範囲に含まれる、全く無理のない運動ということになり、
それでも不自然だと感じるかどうかは主観でしかない。
ロボットダンスは不自然な動きだから体に悪いって言ってるような物で、意味をなさない。
次に、筋肉を硬直させるから柔軟性を下げるなどと、関節の話でもないしウサギ跳びに限った事でもない。
そして最後に残った1個だけ、膝関節に加わる力の方向だけが、唯一気になりはする。
でも、それがスクワットとの違いだとすると、膝を完全に曲げるのが良くないという結論になる。
たしかにスクワットもあまり曲げすぎると膝に良くないと言われるから、あるとすればそれに違いない。
でもそうならそうとズバリ一個書けばいいのに、なんで後付けみたいに理由を足す必要があるのか。
人間は嘘を本当のように思わせたいときにしかこういうことはしない。
だから嘘だとは断言しないが、信憑性のある話とは言えない。
あたしのスクワットでは最大負荷の時点で完全に近いくらい膝が曲がってると思う。
ぴょんぴょん跳ぶだけで筋トレにならない程度の重さでも膝に悪いというなら、
思いっきり振りかぶって着地しメキメキ鍛えられてる負荷だと、膝はもうボロボロかも知れない。
全然痛くないけどね。
スクワットで膝を出すなと言う理由についてもなぜか二分されていて、
一つは膝に負担がかかるからと言う事で、もう一つはトレーニング効率が違うからという事だ。
効率の話だけだとしたら、今やってるやり方が効率よいので、膝を意識せずにやることにする。
でも、前に出すと負担がかかるって話だとすると、あたしのスクワットは大変膝に悪い。
物理的には、重心線上に膝があると負担が軽減できるという説明があった。
いやあ、それって、重心線から離れると筋肉に負担がかかるって事であって、関節じゃないでしょ。
筋肉が耐えられなければ膝に負担が来るってことで、そりゃどんなフォームでも同じだ。
膝を前に出さなくても重量アップすれば膝の負担が増えるって言ってるようなものじゃないのか。
それに、膝を出さない方が筋肉に効くからトレーニングになるという見解とも矛盾する。
これって、誰も本当かどうかわからない事だから上手い説明が見つからないだけじゃないかなぁ。
つまりスクワットで膝を出すなってのは、実は嘘とは言わないまでも曖昧なものなのかなと。
納得は出来ない。
ウサギ跳びは曲げきるのが良くないんだと仮定すると、曲げきるためには膝を前に出す事になり、
スクワットは膝を前に出すなという話は、前に出ちゃうほど曲げるなって事かも知れない。
重心線の話も、曲げきったときにかかる負荷で説明していたので、
曲げきらなければ膝を前に出しても害はないって事だと解釈した。
それならこの話はスッキリする。
しかしあたしの場合は曲げきってウサギ跳びになってるおかげで、膝ではなく筋肉により負荷がかかり、
うまいこと鍛えられてるのが実情で、それでも膝は全然痛くなってないし、
逆にダンベルを持ってフォームを守ってやってたときの方が膝が痛くなったくらいだ。
こうなるとウサギ跳びも本当に膝に悪いのかどうか怪しくなってくる。
ウサギ跳びで怪我人が続出したからやらなくなったのではなく、
誰かがウサギ跳びは危険で非効率だと言ったからやらなくなったわけで、本当かどうかはわからない。
あたしの場合、危険だと言われる方法でやって、より鍛えられてより膝が痛くならないので、
本当かどうかわからない説を信じてやり方を変える理由は全くない。
たぶん、一日中ウサギ跳びのまま生活する風習でもない限り、ウサギ跳びは安全だと思う。
筋トレ直後の最も栄養を必要とするタイミングで、血中のアミノ酸濃度を急速に高めるために、
吸収が速いホエイプロテインは便利だが、血中濃度はすぐに下がってしまうため、
夜中でも起きて一日何回も飲まなきゃいけない点は不便だと言う事になっている。
その欠点を補うために、ホエイを牛乳で割って吸収を遅くして飲めば良いとも言われている。
そうすることで、牛乳に含まれるカゼインが胃酸で固まるんだという説明がなされるけれども、
この説明は、カゼインもタンパク質であることから、二種類の解釈が出来る事に気がついた。
一つは、カゼインがホエイを巻き込んで固まり、ホエイの即効性を阻害するという一般的な話で、
もう一つは、カゼインはカゼインだけで固まり、ホエイはさっさと吸収され、
カゼインは遅れて吸収されるという一般的でない話。
どうしてこんな解釈をしたかというと、一般に言われてる話ってそんなに信憑性があるわけじゃなく、
ひょっとしてホエイを牛乳で割る理由が、ホエイの吸収を遅らせるためじゃなく、
吸収の遅いカゼインも一緒に摂ればホエイの弱点を補えるという発想が発端かもしれないと思ったから。
そしてそう思わせた原因は、現にホエイとカゼインをミックスした混合プロテインが多数存在することだ。
シンサ6でもマトリックスでもマルチプロでもエリートグルメでも、ホエイとカゼインが混じってるんだから、
一般的な牛乳の理論に従うと、これは胃酸で固まる吸収の遅いプロテインと言う事になる。
せっかくホエイもカゼインもエッグも混ぜているのは、ホエイが速く吸収され、
カゼインは遅く吸収され、エッグはその中間くらいで吸収されるという時間差吸収を狙ったのであって、
全てのプロテインを胃酸で固めて遅く吸収させるためではない。
混合プロテインの存在理由が、ホエイ牛乳割りの存在理由と矛盾してるじゃないか。
この一般説ってどういう範囲で一般的なんだろうか。
ネットだけ?日本だけ?世界的に?
そしてどこが発端なのか、研究されてるんだろうかと、かなり怪しく思っている。
もしかしたら牛乳で割ってもホエイは即効性を失わないって事もありうる。
逆に、混合プロテインの方も、メーカーの言ってる事は本当に正しいのかと怪しく思っている。
カゼインだけのプロテインを飲んでも混合プロテインを飲んでも同じ事なのかも知れない。
間をとって、カゼインが少量ならホエイを余り固めないということで両立を考えてみる。
混合プロテインには、ホエイを少しだけ固める量のカゼインが含まれていて、
それ以上カゼインを含むと固めすぎてタイムリリースにならなくなるっていう量を避けてるはずだ。
牛乳に含まれるようなわずかなカゼインが1スクープのホエイを固めちゃうんだから、
混合プロテインに入ってるカゼインは、ホエイに比べてものすごく少ない量なんだろう。
もし混合プロテインを牛乳割りなんかしたら、固めすぎてタイムリリースじゃなくなるかも知れない。
そしたらカゼインだけで売ってるプロテインなんてどれほど固まるんだって話になる。
シンサ6はカゼインよりエッグが少ないわけで、エッグ入れた意味があまりなくなることになるし。
どうしても牛乳割りと混合プロテインは存在理由を両立できない。
結局、最も現実的な話、確かにカゼインは固まるけれども、
牛乳一杯じゃ1スクープのホエイを固めるには全く不十分だと考えるしかない。
固まったカゼインとわずかに巻き込まれたホエイがタイムリリースされ、大部分は即吸収されるので、
ホエイを牛乳で割ったらトレーニング後の血中濃度を上げるのに向いてないってほどには固まらない。
プロテインのラベルに好きな飲物で割ればいいと書いてあるのは牛乳も含まれるわけで、
牛乳で割って大きく性質が変わるようならそうは書くまい。
微妙な差しかないからあまり気にせず、牛乳の方が好きなら牛乳にすればいいって事になるはず。
実験結果があるわけじゃないけど、やらずともそう導かれちゃうだろ。
追記:
牛乳からカゼインを凝固させて取り除いたのがホエイなんだから、
胃酸でカゼインが固まってもホエイは液体のままだよねきっと。