血糖値について

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血とは栄養を体の隅々まで送るためにあるんだから、食事をすると血糖値が上がるのは当然で、
その栄養を使い切れば血糖値が下がるわけだが、使い切れなかった場合は肝臓などに蓄えられる。
蓄えるスペースがなくなると、かさばる糖をコンパクトな脂肪に圧縮保存し、脂肪肝、肥満になる。
それでもなおかつ栄養が余り続けると、糖を脂肪に変換する能力が追いつかず、糖尿病になる。
これはNHKためしてガッテンから得た知識だ。

もう一つ、これまた同番組の知識だが、激しい運動をするとアドレナリンが出て、
肝臓に蓄えられた糖を血液に放出する働きをし、血糖値を一時的に上げる。
空腹感は血糖値の低下によって感じるらしく、腹が減ったらその場ダッシュ20回と紹介してた。

この二つを踏まえると、ファットバーナーの食欲抑制効果ってのは、
アドレナリンと同じ働きをして血糖値を上げる事による物で間違いなく、
肝臓の糖を放出してスペースを空けると言うことは、ファットバーナーは脂肪肝に有効と言う事になる。
と言う事で、肝臓の脂肪が気になるあたしにはファットバーナーは必要って事で、本当に良いのかな?

あたしが肝臓に脂肪を溜めたくない理由はそもそも糖尿病になりたくないからだけど、
それって別に糖尿病と診断されるかどうかの問題ではなくて、
糖尿病のせいで高血糖が続くと血管にダメージが発生して、失明や足切断に到ることが怖いんだから、
ファットバーナーで脂肪肝を回避したとしても、血糖値を上げっぱなしにするのはダメじゃん。
食欲抑制効果で腹が減らず、体重が減ったとしても血管のダメージはどうなるんだ?と言う疑問。

まぁおそらく糖尿病の合併症は長期の高血糖によるのであって、
短期のファットバーナー摂取なんて気にするほどの害はないだろうと思っている。
ファットバーナー程度で失明するなら毎日飯食っただけで失明するわ。
あ、飯食っただけで失明するのが糖尿病だから適切な例えじゃなかったな。
たぶんファットバーナーを何年も飲み続ければ、確かに糖尿病にならずとも合併症は起るかも知れない。
腹が減らなくなるようなファットバーナーは早めに卒業し、サルブタモール一本の方が安全な気がする。
そんなに気にするほどではないと思うが。

五体満足でポックリ死ねるなら今すぐでも良いが、糖尿病で長寿は怖くてたまらない。
健康に生きるため、いや、健康に死ぬため、筋肉と脂肪関係の薬物はかなり重要な位置に来るはず。

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