シブトラミンと血糖値
日本国内では売ってない薬物を、海外から普通に個人輸入できることがときどきあるわけだが、さすが国内では売っちゃいけない薬物だと、海外でも違法になっちゃうことが多い。だから買えるチャンスにしこたままとめて買っちゃうんだけど、その薬が有害であることは言うまでもなく、有害だから売っちゃいけないんだよな。この世には存在する物質を薬なのか毒なのかと便宜上分類しているけれども、実際はそんなの人間様が利用方法を見いだしたものが薬で、利用方法が見いだせないものが毒ってだけだ。毒を毒だと知りつつ、ちょっとの毒は我慢しても薬として役に立つ面が大きければ飲んじゃうのであって、その飲むか飲まないかの判断を、ちゃんと勉強した医者とか専門家が決めると言う事になっている。まぁその他の大人の事情もいろいろあるだろうが、基本的には国内で流通してない薬物を自己責任で飲むってのはやめた方が良い。でもよその国で一時的にせよ流通してたものとなると、そんなに危険はないんじゃないかと思っちゃうじゃん。それもやっぱり危険で、日本では覚醒剤がヒロポンとかいって昔普通に流通してたみたいだから、そのくらいの危険は考えた方が良い。つーわけで、あたしの書く薬物関連の話は命すら要らない人向けだ。
うちにいっぱいストックしてある薬物の一つにシブトラミンってのがあって、これを朝起きたとき1カプセル飲むと、少なくともその日は一切腹が減らない。何も食わなくても全く腹が減らない。腹が減らないから何も食わなければ、たぶんうまく行けばやせるけど、失敗すれば適度なコントロールが出来なくて死ぬ。だから、別に腹が減ってなくても多少は食うべきだろう。この辺のバランスを考えて、1日1カプセルではなく2日で1カプセルとかにして、ときどき腹が減る感じで飲むのが良いかも知れない。そう思って実践してたんだけど、まぁ朝ご飯と晩ご飯はちゃんと食べて、昼は別に空腹を感じないから食べない感じだった。もうさすがに平日の昼を食わない生活に慣れたから、ひょっとしてシブトラミンなんて飲まなくても、昼は腹が減らないんじゃないかと思ってやめてみたら、予想に反して腹が減ってきたよ。やっぱりシブトラミンで空腹が回避されてたんだね。
そのシブトラミンを飲んでない普通の状態として、別に腹にものが入ってるかどうかを感じて空腹なわけじゃなく、血糖値が下がったら空腹なわけじゃん。そして、食事によって血糖値が上がって回避される。米国のファットバーナーはあえて血糖値を上げて空腹を抑制してたわけで、血糖値が高い状態をずっと続けることが血管へのダメージにつながらないか不安があった。すなわち、糖尿病じゃないのに糖尿病の症状が出て、内臓とか目とかいかれるかもしれない。だからそういうのはダメで、シブトラミンなら良いんじゃないかって言う判断なんだよね。でも、シブトラミンを飲むと喉が渇くんだよ。糖尿病で血糖値が上がると喉が渇くらしいが、これって危ないんじゃないかって思ってさ。どこぞで調べればシブトラミンが働く仕組みが出てきて、それは血糖値とは無関係に思えるけれども、それはわかってる範囲内の話だけであって、じゃあ何で喉が渇くのかってのを誰か説明出来るのかよと。その辺を最も不安視している。糖尿病が怖くて筋トレしてるようなものだし。
んで、シブトラミンを飲まない事にしてマズイのは空腹を感じると言う事だけなんだよ。食わなきゃ腹が減ると言う事さえ受け入れれば、薬物の危険性を考える必要がなくなる。じゃぁもう腹減らそうぜと。腹が減るって事は血糖値が下がってるって事であって、それは脂肪が減ってる状態なんだよ。多くの人はどうにかして空腹を回避しつつやせる事を考えるけれども、空腹こそが脂肪を減らす事だと悟ってしまえば、その空腹がむしろ喜びに変るんじゃないかと以前から思っていたところだ。薬物が手元にあるから自分でその思いつきを試してなかったが、いよいよ今日から空腹ダイエットやってみるわ。まぁ、ネーミング的に薬物ダイエットはキャッチーだが、空腹ダイエットはアホなだけって感じがしないでもない。でもあたしが世間のダイエット関連でいろいろやってみてる人に言いたい事を突き詰めると、やっぱり空腹こそダイエットって事なんだよ。野菜がどうのでタンパク質がどうのでって話は難しくてわからない人もいるが、それをシンプルにすると血糖値を上げるなって事であって、血糖値は空腹によって感じる事ができるわけだがから、その難しい話を一切理解しなくても、空腹こそダイエットってことなら誰でもわかるし最終的な心理でもある。血糖値が上がらないものを食えって事は、空腹が満たされないものを食えって事だよと。空腹をシブトラミンでストップさせることも出来るが、もしかしたらシブトラミンはファットバーナーと一緒で血糖値を上げてるだけだとしたら、それは単にカロリーを減らす事には役立っているが、脂肪を減らす事には役立っていない事になる。
と、まぁ今ではシブトラミンの入手すら難しくなっているから、誰もこんな話について来れないだろうし、どうせストックを飲みきったら終わりだったんだけど、その健康の不安と空腹への好奇心で今こそって事で。