ノルバ常用について
日本語の情報では、ノルバデックスはガイノ対策のために買っておくとかって事ぐらいしか出てこないが、
英語の情報ではテストステロンの自己生産量を増やす必要十分なSERMと言うことになっている。
ノルバデックスは古くて弱い部類なので、もっと新しく強い物も続々出ているが、それらは高価だ。
ガイノ対策にこそそんな高価なやつを使えばよく、PCTは安いノルバでたいがい十分とされる。
売ってるノルバは10mgか20mgだが、それより少ない量でも変わらぬ効果があったとされるわけで、
一日に何錠も飲んでも無駄遣いになり、ノルバの効果に不満なら別の注射剤等を追加する。
1日1錠で良いノルバデックスを、念のため多めに20mg錠剤で飲んでも、最安は20円以下になる。
これならPCTの必要性に懐疑的な人でも、サプリより安いブースターとして買っちゃうレベルだ。
こんなに安いと、PCTだと思わないで年中毎日飲めばもっと良いんじゃないかとさえ思う。
素人考えだが、プロホルモン使用中でも自己生産のテストステロン増加はプラスになるはずだし、
本来の目的である乳がん対策でも毎日飲むものだから害はほとんど無いだろう。
つーわけで、常用してる人が他にいるはずだと思って調べてみた。
そしたらなかなか常用してる人はいなくて、逆に常用しない理由が見つかった。
筋肉の発達には女性ホルモンもプラスに働くため、SERMでブロックしない方が良いと言う事だった。
だので、ガイノが心配な人でも毎日ではなくヤバくなってから飲むなどしているようだ。
確かにそう言われれば納得だが、しかしそれはプロホのライトユーザーにも当てはまる物だろうか。
DHT系の、エストロゲンに変化しないプロホしか飲んでいない場合はどうなんだ。
自己生産のテストステロンもあった方が良いのは確実だが、
エストロゲンがもたらす利益とテストステロンのもたらす利益と、どっちが上回るかは場合によるだろう。
たとえばお注射でテストステロンをタップリ入れてるなら、微量な自己生産分はなくても構わない。
でも、弱いプロホを少し入れてるだけなら、自己生産の分もかなり重要になってくる。
プロホをやってない人でもアンチアロマターゼのサプリが筋肉増強に役立つ場合もあるくらいだし、
おそらく、自己生産でない分のエストロゲンまでブロックすることはマイナスだが、
自己生産分のエストロゲンくらいはブロックしても、テストステロン増の方がプラスだと思っている。
だったら現時点でノルバ常用すればいいという結論になるのだが、
あたしの不安は、オンでも常用していた場合、オフで目的の効果を出してくれるかどうかだ。
理屈では、オフなしでずっとプロホを使い続けるのと似たリスクがあるんじゃないかと。
錯覚でエストロゲンを不足させて、エストロゲンの材料としてテストステロンを作らせる仕組みなんだから、
錯覚が長く続いたら騙しきれなくなるか、騙しすぎてあきらめちゃうかする可能性が考えられる。
結果として、PCTなのにSERMが効かないなんて事になったら本末転倒なので、
まぁ、他の人も常用はしてないわけだし、あえてフロンティアとしてやってみるほどの価値はないだろう。