電源管理
事の発端は、自宅のPCでVista(64bit)とXPをデュアルブートにしていた時、
両方を交互に起動してみる事で、Vistaの方がわかりやすく時間がかかっていことを体感したあたりから。
今は自宅でXPを仮想マシンに入れちゃったから比較は出来ない。
Vistaの起動が遅い分、シャットダウンしないでスリープで誤魔化すのが推奨されているのだが、
うちのPCではスリープ状態だと電源ランプがチッカチッカと瞬き、使ってない時も気になって仕方がない。
これじゃスリープからの復帰がいくら速くても、スリープ状態での放置はありえないってほど。
そのまた救済策として、ハイブリッドスリープというのがある。
スリープから30分後くらいで自動的に休止状態になるよう設定しておけば、
その30分以内なら復帰も速いし、チッカチッカは30分でおさまる。
でも30分を超えてしまったら普通に休止状態になるわけで、休止からの復帰は速くない。
体感で、スリープと休止の差は大きく、休止とシャットダウンの差は小さい。
休止からの復帰でどうせ待たなきゃいけないなら、もうシャットダウンしちゃおうってのが現状。
で、先日、よそのXP搭載ノートパソコンを使う機会があったのだが、
終了オプションをクリックすると、選択肢が4つあってビックリしたんだよね。
普通は、スタンバイ、電源を切る、再起動だが、これに加えて休止も選択できる。
ひょっとしてノートパソコンはみんなそうなのかと思うとそうじゃない。
条件は不明。
でも、それをみたら、XPでも休止状態からの復帰を試したくなった。
ググって設定すると、確かに事務所のデスクトップでも休止を使えることがわかり、やってみた。
メモリー1Gにて、休止を選択してから電源が切れるまで10秒。
復帰は25秒。
ただし、マザーボードの固有のロゴ表示等の時間を差し引けば11秒程度。
恐ろしく速いじゃないか。
自宅のVistaもこのくらい速ければ、シャットダウンしないで休止しようって思ったのにな。
自宅はメモリーが2GだからHDD読み込みに2倍かかるってことか。
それとも読み込みに時間がかかるドライバでも入ってるのか。
あるいは、マザーが古くて復帰に向いていないのか。
Vistaが、スリープは速いけど休止は遅いって事かも知れん。
64bitだからダメなのかも知れない。
いずれにせよ、自宅のVistaは休止からの復帰がやたら遅く、体感では普通の起動と変わらない。
休止にするメリットなし、復帰に失敗するリスクあり。
結局、自宅はスリープでもハイブリッドスリープでもダメで、いちいちシャットダウンしている。
事務所は意外に休止が便利だと思ったので、よそのノートパソコンみたいに、4つの選択肢を表示させたい。