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2008年 4月 16日 のアーカイブ
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無駄な時間を費やして、フリーソフトをいっぱい入れて、やっとこさ作ったDVDだが、
Vistaにはオーサリングの機能が初めから搭載されていて、それを使えば一発だったと知ってガックリ。
しょっちゅうP2Pで動画を入手して、それをパソコン以外で再生したい人は、
それを理由にVistaを選んでも良いかもしれん。

やっぱり新しいWindowsは、何も変わってないようでもちょこっと便利な機能が付いている物で、
2KからXPに行く時は、ZIPファイル圧縮が標準装備だったことが嬉しかった記憶がある。
さらに、ファイアウォールも入れなくていいとか、多少のCD-R書き込みは出来ちゃうとか、
何かソフトを用意してやっていた物がいらなくなるだけでも、XPでだいぶ便利になった気がしたもの。

あたしはDVDをほとんどみないので、DVD再生のために有料ソフトを買いたくないし、
ましてやオーサリングのために有料ソフトを買うというのは、かなり躊躇してしまう。
それでも、今回のDVD編集のあまりの面倒くささに、どれか市販の物を買おうかと検討したくらいだ。

で、この面倒くささを体感した後、Vistaにはオーサリング機能が標準装備だと知り、
買わなくて本当に良かったと思ったわけだ。

あたしゃVistaの新機能が自分に必要だと思って買った訳じゃなかったから、
何が便利になったかよくわかってないまま使っている。
この機会に、新機能を調べてみたら、もう一つ、おいしそうな機能があった。

うちのはアルチなので、シャドーコピーが搭載されている。
どういう仕組みかはわからないが、ファイルのプロパティーをみると「以前のバージョン」等と書かれていて、
何度も上書きしていったファイルを、全部バックアップしてくれているようだ。
これって、あたしの嫌いな、自動でバックアップファイルを作るソフトと違って、
その場にファイルをドンドン増やしていくわけでもないので、自動でやってくれるのは多いに結構。
どこかにバックアップファイルを作っているのだろうけど、ゴミ箱の進化版って所だろうか。
ゴミ箱に慣れると直接削除じゃ不安なように、シャドーコピーも定番機能になっていくだろう。
特にプログラミングをするのに助かるわ。
各アプリでの自動バックアップなんて、これに比べたら邪魔なだけだ。

すっかりVistaに洗脳されつつあり、事務所PCも次はVistaにしようと思っている。
XPは貧弱なハードでも動かせるわけだが、それはつまり仮想マシンでも十分に動くということで、
XPじゃなきゃできない作業は仮想マシンでやらせちゃって、
大容量メモリーを搭載した64bitのVistaに、XP仮想マシンを載せれば完全移行も問題なし。
ま、仮想マシンを入れてサポートしなきゃ使い物にならない時点で糞だがな。

あと、ファイルの検索を早くするために、あらかじめ自動で検索しておく機能がある。
将来も検索をかける予定のない場所でさえ、デフォでは全て調べ上げているようで、
ガリゴリと、頼んでもいないHDDアクセスを続けるのが既定の動作だが、
これはデフォでオフにして、初めて検索する時にその場所だけオンにするか訊いてくれた方がうれしい。
HDDの寿命を勝手に削っていく、この機能だけはゆるせん。