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2008年 4月 8日 のアーカイブ

動画の再生関連ソフトというのは、ドライバや圧縮形式などの仕様変更に影響されやすく、
これまでも、いろんなアップデートの度に挙動が変わって、面倒な対応をしてきた。
しかも、何年も前に知識を得て以来、継続して勉強していないので今はどうなったかわからない。
古い情報しか持ってない状態だが、一応、今起っている様々なことを書き記す。

DirectShowによる動画の描画方法は二つあり、古い方と新しい方という分け方になる。
エロペガの場合でいえば、1.xxと3.xxが古い方、2.xxは新しい方で描画していた。
Windows XPまでなら、古い方が安定して動作し、新しい方はまだまだ問題未解決な感じだった。
よって、今まではその古い方の描画をさせているエロペガを愛用してきた。
ところがVistaでは、古い方の描画がAeroの描画と共存出来ないらしく、
Aeroオンのままでエロペガで動画再生すると、強制的にAeroオフにされてしまう。
エロペガを終了すればまた自動的にAeroオンになるので、そこは我慢してもいいのだが、
新しい方で描画しているエロペガ2.xx系を使えば我慢しなくて良いので、
これをユニコード対応するなどして、Vista用の動画プレイヤーにしようと思っているのだ。
ただし、こっちもこっちで、他の不具合が出るので一筋縄ではいかない。

もちろんコーデックがらみなので、何か解決策があるかも知れないけれども、
エロペガ1系では可能なDVDの再生が、エロペガ2系ではうまく行かない。
それどころか、DVDで使われている圧縮方法であるMPEG2そのものを受け付けない。
たまに、DVDなどから取ってきてそのままMPEG2で圧縮したエロ動画もあったりするが、
それだと新しい方式の描画では再生できないのだ。
いや、よその環境ではどうか知らないが、うちの場合、エロペガ2でもWinampでも再生できず、
エロペガ3とWMPなら再生できるという、MPEG2形式のエロペグがあるんだから仕方ない。
拡張子は同じ.mpgや.aviのファイルなので、再生してみないとMPEG2かどうかわからない。
で、再生してみると浮動小数点エラーが出たり、アプリが固まったりする。
Winampでもうまく行かないようなことを、個人でどうにか出来るわけがない。
だのでこれはあきらめるしかない。

再生速度を調節しようとするとエラーが出る。
これは回避可能かどうかまだわからん。

とにかく、Delphiでよそのコンポ使用だから、たいした知識もなく作るには作ったが、
問題が出ると回避出来ないかもしれないってのが問題だ。
なんとかならんもんかな。