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2008年 4月 10日 のアーカイブ

Vista(64bit版)で、MPEG2を再生できるソフトと出来ないソフトがある件。
同じソフト、同じコーデックパックなのに、XPに持ってくれば再生出来たことから、
とりあえずDirectShowフィルタをいろいろいじってみることにした。

紆余曲折あったが、結局、「MPEG-2 Demultiplexer」を使用しなければ再生出来た。
具体的には、「Gabest MPEG Splitter」という、非標準スプリッタをインストールし、
メリット値を高くすることで標準のスプリッタを使わせないように設定して、再生出来るようになった。
これで問題解決かと思いきや、Gabestのメリット値が高いとMPEG1が再生できなくなる。
ということで、Gabestのメリット値は変更しないで、標準スプリッタのメリット値を下げようとしたが、
Vistaではそれが出来ないようだ。
MPEG2標準スプリッタのメリット値を下げることも、MPEG1標準スプリッタのメリット値を上げることも不可。
レジストリエディタで直接操作してもはじかれた。
regファイルに書き出して、変更して書き込んでもやはりはじかれた。
試しにUACオフで再起動してみてもやっぱりダメ。

ということで、今必要なのは、非標準のMPEG2スプリッタだ。
MPEG2再生で問題が起らず、MPEG1に使用されないか、MPEG1でも問題を起こさないもの。
そういうスプリッタが存在すれば全て解決だ。
よその人はいざ知らず、少なくとも我が家のVistaでVMR版のエロペガが使えればそれで良い。

事務所のXPでは、MPEG2標準スプリッタのメリット値が変更できるので、一時的に下げてみた所、
MPEG2はNero由来のスプリッタで再生された。
Nero由来スプリッタのメリット値を上げても、MPEG1は標準スプリッタで再生された。
うん、これならいけるかも。
自宅のVistaでもNeroスプリッタのメリット値をあげてみよう。
念のため、XPからNeSplitter.axを単体でバックアップしておこう。

というところまで。
エロペガのプログラミングで解決しなければいけないなら険しい道となっていただろうが、
DirectShowフィルタの設定でどうにかなるなら希望が見えてきた。
デコーダではなくスプリッタというのが意外だが、とにかく、一度でもVistaで再生出来たと言うことが救い。