旅行に詰碁

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ファミコン時代からずっと電子機器を使った娯楽を趣味としてきたあたしにとって、
東京方面まで出て行けばとりあえず秋葉原で見たいものはたくさんあった。
ゲームソフトであったり、楽器であったり、自作パーツであったり、常に魅力的だった。
Delphiばっかりいじってたときも、弘前では書籍が手に入らないので新宿あたりで物色したものだ。
しかし今、楽器はしばらくいじってないし、PCのパワーアップにも興味がないく、
書籍はAmazonで買うことに慣れちゃったから都会に行く必要すらなくなった。
まるで全て過去に終わったかのように書いたが、少なくとも今は東京にオモチャを求めていない。
なんせ今は碁の本があればそれで良いからな。

新幹線に乗って上野動物園を見て一泊してきた。
気温36度、光化学スモッグ、なにもこんなときに行くことはなかったが。
さらに、去年徒歩で日本縦断してうちに泊まっていった香川大介を見に行ったが、
確認しないで行ったら臨時休業だったので無駄足。
あと、いかがわしいマッサージ的な物を体験し、肝臓が腫れてほとんど機能してない等と言われてショック。
いつもならついでに紀伊国屋に行こうとか電気街見ようとか言い出すのだが、今回はナシ。

移動中や寝る前などにだいぶ時間があるはずだと、詰碁と手筋を持って行ったのだが、
子供が起きてるとそれどころではないし、寝ても疲れてそれどころではなく、二冊持って行く必要はなかった。
手筋は半分までを既に3回読んで、解くと言うより暗記になっちゃった感じだが、
詰碁も半分までを2回読んで、暗記してしまわない程度にジックリと身につける。

詰碁は二眼を争う問題だ。
二眼作っても地は2目しかないわけだから、隅で生きなきゃいけない状況は避けるべきだが、
相手の地を荒らしてその中で二眼作ることが出来ればすごい攻撃力になる。
しかし今のところ、実戦では死活に関わる状況にはあまりならない。
というより、そんな状況にあまりならないように打っている。
ギリギリだと守り方がわからないから早めに守り、殺せないから攻撃に行かないって感じ。
今やってる問題がいつ役に立つかはわからないが、問題が面白いから許す。

この調子なら買った本は8月中に一通りは読んでしまえそう。

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