読書進んだ
アマゾンの配送がきっと来週になるだろうと思ってたら、意外にももう送られて追跡できる状態だ。
今日来ると思った、今読んでる本を読まなきゃって思って、そしたらスイスイ読めるようになった。
やっぱり本が難しいのではなく、読むモチベーションが低かったんだな。
スイスイ読めてるからといって理解を省略しているわけではなく、逆に内容がわかってきた。
レイアウトの問題上、囲碁ではなく説明が難しい部分は確かにあるが、言いたいことはかなりわかった。
この「序盤の打ち方」というのは布石の本ということになるのだろう。
知らない人同士のネット碁を観戦していると、布石の段階で激しい戦いが起ることが多く、
その戦いを制するまでは布石の続きなどやってられないという状況に必ずなる。
だから、序盤の打ち方といっても、布石だけじゃなくその戦いについても多少知りたかった。
この本では、その知りたい戦い方については書いていないが、もっと良いことが書いてあった。
序盤では負ける戦いを挑まない事と、逆に戦いを挑まれても勝てるように準備した方が良いんだと。
相手の石が多くあるエリアに、自分の石を単独で打ち込めばだいたい負ける。
自分の石が多くあるエリアから、相手の石があるエリアにおそるおそる近づいて戦えばどうにかなる。
自分は勝てる時しか飛び込まず、相手の飛び込みを逃がさない、これだけで序盤はいけるらしい。
それを意識してよその人の対局を見てると、確かに有段者ほど本に書いてある通りに打ってるよ。
級位者は何の根拠もなくカカリにいって、結局何も築き上げることが出来なかったり、
逆に「どうぞ打ち込んでください」とばかりにスキだらけな布石のまま他を打ったりしている。
本の通りに打つことが勝利につながるかどうかはまだわからないが、
何を優先して打てばいいのかの手がかりは教えて貰った。
布石をちゃんとしておけばその後の戦いが有利になっているかどうかだが、
観戦している限りでは、布石でうまくやってる方が勝つとは限らない感じだ。
布石がテキトーでも勝て人と、布石で勝たなきゃおしまいな人がいるんだろうか。
それとも布石なんて本当にどうでもいいんだろうか。
級位者同士を見てると、凡ミスを多くした方が負けるという感じで、どっちが勝つか予想も出来ない。
かといって段位者は、二眼できない大石を作ってしまった方が投了する。
見ていてもどこが勝因だとか、何がうまかったのかとか、なかなかわかりにくい。
もちろんまだ対局はしてないが、見た感じだと16級ぐらいの人には勝てそうだ。
9級ぐらいの人には目も当てられないほどの大差で負けそうだ。
とりあえずこの本はもうすぐ読み終わる。