八段合格
八段まで認定するチャレンジ紙上認定の追試結果が送られてきた。
点数は200点満点中173点で、「八段合格」のハンコが押されていた。
苦節半年、ついにアマチュアの最高段位を極めることが出来た。
ただし囲碁の対戦経験はネットで1回きりで、もちろん負け。
それどころかクライアントソフトでの死に石指定方法がわからず、モタモタしてる間に相手が退席。
買った本はカラーボックス二段分、ヒカルの碁を含めれば三段分。
中でも詰碁は毎日ヘトヘトになるほどやってるが、それでも初段レベルの問題がやっと。
テレビのNHK杯を見てもどっちが勝ってるのかもわからず、眠たくなっちゃう程度の実力。
前回の紙上認定では初段も合格できなかったが、それから一ヶ月後の追試で八段合格。
自分の実力は自分がいちばんわかっているつもりなので、この極端な結果をどう受け入れるべきかと。
今回は20問中正解が13問で、その他の不正解問題もなぜか部分点がついてきて、
合計は173点というデラックスな点数になっていた。
布石の問題なら次善という部分点もありだが、詰碁や手筋の問題で部分点はナシじゃないの?
全問不正解の人は一体何点?
ともかく、段級免許申請書、振り込み用紙が同封されていて、金さえ払えば免状が来る状態だ。
ただし、八段の免状は、既に六段以上の免状を持ってる人しか取得できない。
七段も同様だ。
八段合格したけど、八段も七段も申請できないので、じゃぁ六段を申請すればいいのか?
ところが肝心の申請書には既に、八段のハンコが押してある。
そして、もう一枚、段の欄にハンコが押してない紙も同封されている。
これはつまり、欲しい段を何段でもいいから書いて申請しなさいってこと?
それとも、八段合格の人は八段以外の申請は出来ないんですか?
八段合格の人は七段も六段も合格だという解釈でいいんですか?
仮に六段って自分で書いて送ったとして、あたしが六段以上の点数を獲得した事をどう証明するのか。
八段のハンコが押してあるやつなら、向こうで押したハンコだから偽りのないことは明白だが、
自分で六段て書いたら、なぜ六段を申請できるのかを相手にどう伝えれば良いんだか。
もし六段合格のハンコが押されていたら、あえて五段を申請するかどうかで迷うことはなかっただろう。
取れるうちに一番良い物を取っておきたいもん。
六段はディプロマ盾がかっこいいし、五段は額縁がついてくるし、それも魅力的だ。
でも、いざ八段のハンコだと、四段ぐらいにしておこうかななんて迷っている。
四段は五段より4万円安いし、三段より一万円高いだけだから、一番良いよね。
でも八段の人は四段の免状が買えるのかどうか、どこにも書いていない。
それよりそもそも免状必要か?
一切金を払わなくても、この八段合格と書かれた紙だけで十分じゃないのか?
どうする?