これから生姜ブーム

あたしはどこかに旅行に行くと、その場所の食い物にしばらくハマることがある。
名古屋に行った後はネットで味噌煮込みうどんをよく買ってた。
広島に行った後は花椒をホールで買ってた。
そして今回、神戸ではなく姫路で生姜の魅力にハマってきた。
あくまで宿泊したのは神戸で、加古川名物、明石名物、姫路名物も食べてきた。
おいしい物がいっぱいあって、素晴らしい旅行だった。
ただ、例えば神戸牛にハマったとして家で取り寄せて食ってもおいしくは焼けないよ。
明石焼きを家で作れるか、ビフカツを家で柔らかく出来るか、ってのは難しい。
生姜醤油のおでんがとても気に入ったが、おでんである必要も醤油である必要もない。
もう、何でもかんでも、いろんな物に生姜を入れることに現在ドハマリ中。
その姫路で食べたときも、おでんだけでなくヒネポンもハイボールも生姜入れたしな。
生姜を入れるだけってんなら家で好きな物にいくらでもアレンジできるよ。
最初は家でもおでんに生姜醤油ってのを目指したんだよ。
しかしあたしは別におでんが好きでも嫌いでもない感じで、おでん自体は魅力不足だ。
コンビニでも生涯一度もおでんを買ったことがない。
旅行に行って帰ってから一ヶ月で、あえて食ったおでんは一回のみだ。
そうしてる間に、おいしかったのはおでんじゃなく生姜だなって思い始めたんだ。

問題は、どのようにして生姜を用意するかだ。
別に形のある生姜を買ってすりおろそうとかって言うこだわりもない。
たぶんあたしは、蓄膿のせいで味はわかっても香りは健常者より鈍感なはず。
こうした方がおいしいよっていう感覚が健常者ほどは持ち合わせてないんだろう。
豚の生姜焼きを食べても生姜に気がつかない事も多く、もっとたっぷり入れて欲しい。
そのくらい鈍感だったからこそ、今までは生姜にハマらずに生きたんだろう。
そして姫路では、生姜関連の食い物と飲み物で大量摂取して、ようやくハマったんだろう。
だからあたしは、とにかく多めの生姜を一度に消費したい。
そのたんびにすりおろしてたんじゃ、花椒と一緒で手間かかりすぎて挫折する。
頭の中はしばらく生姜への憧れが膨れつつあったのに、どう食うかが解決出来なかった。

で、行きつけのツルハで、逆立ちボトルの生姜を手に取った。
今までのチューブ型と比較して4本分であると言うことが書いてある。
4本分だから4倍長持ちと解釈すると、賞味期限内に使えるか不安になるだろ。
そうじゃない、1回の使用量を4倍に出来ると、あたしは解釈した。
香りという点で鈍感なあたしが、4倍入れて4倍の香りで楽しむのに最適な商品じゃないか。
これを買えばしばらく何でもかんでも生姜4倍づくしを楽しめるぞと。

現時点では、鶏唐揚げを生姜ポン酢で食べたり、カップ麺に大量投入したりしてる。
もちろんおでんにも使う気でいるけど、そんなにおでんを食べる機会もないんだよな。
あたしはこのチューブの生姜がとてもおいしく気に入ってる。
が、健常者だと香りの面でこだわってダメ出しするのかもしれない。

あたしはついでに隣にあったわさびも買った。
が、わさびは4倍使うわけないし、普通のを普通に買っておけばよかったかな。

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