これからはVBだろう#4

いや、これまでもVBだったというべきか。
VBを必要とする人がいる限り、将来も反映していきそうなので、
あたしゃC#で部品を作るだけだが、VB向けに何か配布していこうかと。
理想としては、TEditorのようにエディタコンポそのものの配布だが、
現在の.NET 2.0では機能不足でWin32に依存しなきゃ作れない部分が多いことと、
パフォーマンスで劣っていることは、「ぎょえ」を作って知っているから、
それはとりあえず後回しにしても、他にも必要そうな物を作ろうと。

そういうわけでまず一つ、文字コードの自動判別&変換DLLができあがった。
これにはShift-JISが当たり前だった文字コード変換から脱却するために、
EUC-JPには含まれてShift-JISには含まれない文字コードの変換や、
メーラーの動作や外字を考慮したJISコードの変換など、
独自で新しいことを色々盛り込んでるので、完全フリーで普及させたい。
いや、別にこのソフトウェアとかDLLを普及させたいんじゃないんだぜ。
昔からある自動判別や変換はもうダメであるという考え方を普及させたい。
EUCをShift-JISに変換しちゃったら失われる文字があることを認識させたい。
もっといい変換方法があれば、誰かがそれを作ればいい。
少なくとも、昔からある方法はもうダメだと気付かせる突破口を目指さないとな。
するとまぁ、VBユーザーは多いだろうし、C#ユーザーも増えるだろうし、
そいつらは習作でテキストエディタ作るだろうし、そこに組み込む定番を狙いたい。
ご丁寧に、VBでのサンプルプロジェクトも付けたし、
C#ユーザーはサンプルなくても、ソースを付けてるのでusingしてもいいしで、
敷居はなるべく低くしてみたのもそういう経緯だ。
readmeファイルも、テキスト形式では表現に限界を感じ、HTMLにした。
使い方は画像で導いたりしなきゃ、わからない人にはつらいからな。

これのVBから使うサンプルを作っていて感じたのは、
ファイル選択のダイアログに文字コード選択が欲しいってこと。
ところがこれ、ぎょえでもやっていることだが、Win32のリソースを使う。
そのリソースを使って、Win32のAPIでダイアログを呼び出す。
まるっきりのプラットフォーム依存になるので、これは後回しだ。
じゃぁ他に、テキストエディタで使いそうな物では何を部品化しようか?
正規表現は.NETに初めからあるし、あとはWin32依存する物ばかりだぞと。

.NETにはがんばって欲しいが、問題多すぎだな。

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