これからはVBだろう#2
最初に.NETが出てきた頃の予想では、世の中には.NET製アプリしかなくなるはずだった。
初心者はVB.NETで、それ以外の人はC#で開発を行い、
DelphiユーザーもDelphi.NETへ移行するのが当たり前かと思っていたんだよな。
ところが現状は、.NETライブラリがVBランタイムに置き換わっただけだった。
C#でテキストエディタ作ってみたのに問題ありすぎで、
同じものならDelphiの方が良くて移植しちゃったし。
まだ.NET 2.0出たばかりだけど、少なくとも2.0はまだ使い物にならないというのが結論。
でもね、.NETは旧VBユーザーの移行先として普及しているはず。
一般人向けのアプリを作るなら.NETはやめておいた方が良いが、
VBを使っているプログラマ向けに、.NETを使った何かを出せば今後美味しそうという話の続き。
何度も移植を繰り返して、せっかくDelphiに落ち着いたテキストエディタを、
こんどまたVBに移植しようというのは、想像しただけでつらそうだ。
でもテキストエディタはエディタコンポだけじゃないので、
真魚でゴニャゴニャやって来た文字コード判定と変換とか、移植したら使い道はあるだろう。
なんせ.NETでのEUC変換は、Windows式でないEUCファイルを作っちゃうからな。
こういった、日本人にしか必要とされてない部分は、誰かがやらないと誰もやらない可能性もあり、
さっさとフリーでソース付けて出しておいた方がいい気もする。
さて、その文字コード関連部分だが、小さいのでDelphiで書いたものをC#で書き直すのは簡単。
でも、VBは10年も触ってないし、.NETになってからは知らないので書く自信もない。
そこで、まずはC#で書いてみて、ツールでVBに変換するとかしてみようかな。
あたしゃVBにこれほどの敷居を感じてるんだから、VBユーザーもC#には移行しないよな。
だから.NETは新しいVB専用ランタイムだという認識で正解だよな。
.NETがここ数年プッシュされてきたが、これはVBがプッシュされてきたも同然だ。
ちゃんとしたアプリは非.NETで作りつつ、.NETも広く普及するはずだ。
VBで儲けるのは無理だろうが、VBプログラマ向けの商売は儲かるはずだよ。
だからこれからはVBだろうと。
続く。。。