今年の夏から顔がヒリヒリして日焼け止めを利用するようになった。
顔だけで良いかと思ってたらむしろ腕の症状が酷く、かゆみが止まらない。
朝は日焼け止めを塗って出かけ、夜はかゆくてムヒを塗る。
本当に紫外線が原因なのかも疑うが、まぁ半袖の露出部分だからたぶんそれしかない。
じゃぁなんで今年からなのかってなると、加齢だろって話になってくる。
ただ、どうしてもそれじゃ済まないのは、今年はマルチビタミンをやめた件がある。
ビタミンDだけサプリで補えば、他のビタミンは不足しないだろうと思ってマルチはやめた。
実際、ビタミンを野菜で摂ろうとすると毎日バケツ一杯とか食う必要がある。
人類史上、バケツ一杯の野菜を食ってた時代なんかない訳で、それが必要量な訳ないんだよ。
サプリでも摂らなきゃ無理で、そんなの正しい訳がない。
でも、今みたいに何かしら体調に変化があると、栄養面の何かしらを疑ってしまう。
せめて今まで通りマルチビタミンを飲んでたら、腕のかゆみとビタミンは関係ないと言える。
他にも色々疑うべき事はあるだろうけど、どれかのビタミン不足も一緒に疑ってしまう。
ビタミン不足なんて発想をしてること自体、ビタミン依存じゃなかろうか。
正直、誰かの言いなりでマルチビタミンを飲んでる人はバカにしている。
ビタミンだけじゃなくどのサプリも一緒だけど、ほとんどの人にとっては気のせいだ。
でも今回、気のせいを通り越して依存症、飲まなきゃ不安みたいになってる事を自覚した。

いやマジで、どこか悪いときにすぐ栄養を疑っちゃうのよね。
普通は乾燥したんじゃないか、冷えたんじゃないか、疲れたんじゃないか、とか別の事を考える。
冷やそう、暖めよう、保湿しよう、マッサージしよう等々の解決策を考える。
けどあたしはサプリを飲もうとしか考えてない。
腕がかゆいからビタミンで治したい、ってかなり異常な発想かと思うよ。
けどもうビタミンをスルーして他の何かのせいに出来なくなってしまったのよね。

そもそもビタミンはかなり近代に発見された栄養素で、昔の人は知らなかった。
狩猟の時代も農業が普及してからも、誰もビタミンを意識した食事はしてこなかった。
人間だけじゃなく、あらゆる動物はカロリーを摂取しないと餓死する。
餓死しない程度に食べれば少量のビタミンは入ってくる。
その少量のビタミンでやりくりできるように適応して、摂取を意識する必要はないはず。
ただ、現代人は食べ物を不自然に作り替えてるから、普通の食事は普通じゃない。
もしかしたらビタミンをサプリで摂らなきゃダメかもって、考えてしまう。

またマルチビタミンを注文したが、そろそろ衣替えで腕を隠す季節だよな。
これで腕がかゆくなくなっても、ビタミン不足なのかどうかわからない感じになる。
タイミング的にはもう少し早く注文する必要があったかと。
逆にそれでもかゆかったら紫外線以外の何か病気とか心配だけど。