無理に笑ってると承知で見る
毎年、女芸人のWがつまらないと思ってて、途中まで見て眠くて寝ている。
毎年つまらないので今年は別に見る気もなかったが、ホントにたまたま見ちゃった。
地上波のバラエティ番組にチャンネルを合わせることすらほとんどない。
だが年末だから、特番で面白い物をやってるかも知れないと思って番組表ボタンを押した。
W以外のネタをやる番組は大好きで、年末年始でいっぱいやるだろうと期待している。
その、たまたま番組開始の10分前くらいに番組表を見て、あ、今日これかと気づいた。
あたしはチャンネルを合わせたが、長男と次男はそれぞれ自室に戻っていった。
この程度の期待度で見たから、全然腹は立たなかった。
審査員や司会者が「おもしろい」を連呼するので、面白くないのに無理してると感じる。
余計に面白くなさが際立ち、ゴリ押し感で去年まではイライラしてたんだろうな。
さすがに毎年なのでもう期待ゼロで見ることができて、むしろ、苦笑いくらい出来たよ。
結局、日テレがあまりにも、すごく面白いかのような演出をするのが合わなかった。
面白い人じゃなくて、特定の条件に当てはまる人を無理してかき集めただけだもんな。
例えばクリスマス生まれの人しか出られない大会だと、面白い人が365分の1に減る。
女に限定することで、そもそも女芸人が少ないんだから、そりゃレベルは低いよ。
ネタの種類も、彼氏彼女だのブスだデブだだの、似たようなやり方に偏っちゃうよ。
それをわかった上で、一部でも面白いところがあればいいな程度の期待で見れば面白いよ。
他のお笑いネタ番組みたいに、ガッツリ笑おうとしちゃいけない。
去年まではテレビの録画機能が1チャンネルだったし、録画もせずに寝てた。
今年は楽しみ方を見つけた事もあり、3チャンネル録画出来るから途中から録画して寝た。
だから一応全組ネタは見た。
カツオの口が2次元をそのままメイクしてる所が面白かった。
あとはオードブルをぐるぐる回したところが面白かった。
純粋に見たら漫才もコントもぼちぼちで、本人意気込みも先輩推薦も恥ずかしいくらい。
よくこれで頑張ったとか気合い入ってるって言えるなぁ。
よくこれを完成度が高いと推薦できるなぁ。
よくこれをどっちも面白いとかコメント付けられるなぁ。
っていう、例年と同じ感想になってしまうので、純粋な面白さは求めない。
とにかく、みんなで「面白い」連呼で面白くしようとしてるんだから、反発しないで見る。
勝ちも負けもない、どれもつまらない中に、どこかツボにハマる点があれば楽しめる。
こいつ、時間いっぱいカツオやるのか、と言う展開を笑ってみたりする。
また、ネタはどうあれ、バラエティ番組で使えそうかどうかの基準で見てしまう。
面白いといくら連呼されても騙されず、イライラしないで見ることが大事。
そうすると、あまり爆笑する面白さじゃなく、苦笑い程度にいろいろ面白い。
他と比べず、これはこれで楽しみ方が違うと思って見れば良い。