手ぶれ対策

先日、iPhoneで初めて動画を撮影してみて、手ぶれが大変気になったので、
手ぶれを補正してくれるアプリを探した所、SteadyLensって言うのぐらいしか該当しなかった。
無料でダウンロード出来るのは、15秒しか撮影できずロゴが入る体験版的な内容で、
アプリ内から350円で制限を外さないと、ちゃんと使う事は出来ない。
しかもそれなりに明るい所じゃないと手ぶれを感知出来ない仕様になっていて、
夜の室内で蛍光灯ぐらいのあかりじゃ動作しないし、昼でも部屋の中だと動いたり動かなかったり。
もともとハード的に備わってない機能なんだから、ソフト的に補正するのは限界があるんだろうが、
自分で撮影した制限時間15秒の動画じゃ補正されてるかどうかもわからないくらいで、
アプリの説明にもわざとの手ぶれを補正するほどの能力はないって書いてある。
でも一応、ネットで他人が撮影した動画を見ると、かなりマトモに動作しているわけで、
体験版状態では実力を見極められなかったけど、たかが350円だから買って見る事にした。
最初から有料で売ってるアプリなら消しても何度でもダウンロード出来る事は確認済みだが、
アドオンに払った分について、ちゃんと履歴を残してくれてるのかどうかはまだ確かめてないので、
こう言うスタイルで売ってるアプリを買うのはちょっと不安で、
念のためにi-FunBoxでアプリのフォルダごとバックアップして、クラックipaファイルも保存しておいた。
買って見てどうかというと結局わからないんだけど、多少は軽減してくれることに期待する。

写真の手ぶれ対策にはCamera+と言うのを使う事にした。
センサーで手ぶれが止まった瞬間に撮影するっていうアプリはたくさんあるようだが、
その中では判定がゆるい方みたいで、待ち時間は短いけどよくぶれてる。
かと思えば時々なかなかシャッターが落ちないこともあり、判定が不安定なんじゃないかとさえ思う。
しかも、手ぶれ対策のためだけに買ったアプリなのに、起動時は手ぶれオフに戻されてるから、
毎回手ぶれをオンにしないと使えないという点が煩わしい。
こんな調子なのでいつ他のアプリに乗り換えるかも知れないが、Camera+は一時保存先があるので、
ドシドシ撮って必要な写真だけカメラロールに送るっていう使い方が出来るのが良い。
カメラロールにいきなり保存すると、残すものを選ぶにしろいらないものを消すにしろ、
せめてもう一個フォルダがあって自由に移動できないと不便すぎるから、
その不便をちょっと解消してくれるCamera+に依存しちゃう。

なんせiPhoneはもともと不便なので、その不便を解消するような要素を持ったアプリは、
やたら便利な気がしてくるが、アプリがやらなくてもiPhoneが便利になれば解決するのであって、
追加料金なしで最初から便利に使えるように作っておけって話だな。
写真だの連絡先だの天気だの、デフォルトで不便すぎるからアプリが売れるという構図で、
金払ってる方は自分でカスタマイズして便利になったという満足を得て、同時にアップルは儲かるわけで、
わざと不便なiPhoneを売ってるんじゃなかろうか。
不便ではあるが、かえって不便と戦う同志が多いため、ググって出てくる情報が多いのが救いで、
不便なアイテムを何とか実用レベルにするために、ググったり実際やってみたりするという遊びに最適。
まぁ、最初からそういう遊びを求めていたんだから、これはこれで良かったんだよ。
結構便利になったけどまだまだ圧倒的に不便だし。
Wiiなんか、ネットに書いてあるとおりに一連のハック作業をするとあっという間に便利に完成し、
それ以上遊べる要素がなくてつまらなくて、だからってiPhone買ったんだから、
どういじっても不満が残るiPhoneは結局これで良かったんだ。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。