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2011年 6月 30日 のアーカイブ

近頃、iPhoneのバッテリー消費が気になって、なるべく電気を食わないように設定したのだが、
そのおかげもあってか、これって使わなきゃ全然バッテリーが減らないな。
寝る前に充電して、朝起きると2パーセントしか減ってない。
つーことは、使わなければ1日8パーセントくらいか。
連続待ち受け300時間らしいが、確かに、一切操作しなければそのくらい待ち受けできそうだ。
しかし使わないって事は、一般の携帯電話からiPhoneに乗り換える意味が無くなる。
そりゃイロイロできるんだから、使いたいときは使うし、使ったときはバンバン電力消費するから、
そういうときは充電が必要になって当然だが、イロイロできても使わないときは使わないので、
使わないときは普通の携帯電話と同じくらい、充電しなくて良いって事だな。
いや、設定によってだが。

特に最近いじったのはGPSをオフにした事だが、そこから急に電力消費が下がった感じ。
しかしGPSって、使ってないときも電力消費してたのかってのは不明なので、因果関係は確実じゃない。
単に、この使わなきゃ電池が減らないことに今気がついただけだもんな。
たまたま今日は減ってないだけで、いつもは使わなくても減ってるなんて事もあるのかな。

ともかく、使ってないときに自動で何かやらせなければいい。
そもそも自動で何かやらせる必要は全くない。
自動でやってることは全てパケット通信が絡むので、パケット代を節約する目的で制限すれば、
他に使ってないときにやることなんてなくなるので、自然に節電にもなる。

使ってるときにバッテリー消費する四天王は、液晶、CPU、通信、GPSなんだろう。
明るいところでは画面も明るくないと見えないので、見える明るさで使うってだけで消費する。
暗くても我慢する事は出来るが、見えなきゃしょうがない。
ゲームはCPUの限界性能で動きたがるし、特にRetina対応だと消費する。
だからあたしはiPhoneでゲームなんかやりたくなくなったが、どうしてもやりたければ節約方法はない。
通話や通信、GPSだって節電して使う事は出来ないんだから、
やはりスリープ中を如何に本当にスリープさせるかだ。

ただパケットを遮断するだけじゃなく、遮断し忘れても通信が極小になる設定をしておけば、
スリープ中の電力消費は一般携帯電話並になるようで、
逆に充電が面倒で節電設定にした場合、自然とパケット節約設定にもなるんだろう。
いずれは、ほとんど設定しなくても節約と節電が適うように、デバイスもキャリアも対応すると思う。

iPhoneの不便さはアップル製品であると言う事が原因になってることばかりだから、
アップルが体質に合わない人にとってはとことん不便なのだが、
そう感じる問題の一つに、バッテリーの有償交換がある。
やはり旧来の携帯電話と比べての話になるが、今まではバッテリーだけ買って自分で交換できた。
たとえヘビーに使っても、バッテリーが弱ったと思ったら買って交換してみればいいし、
それで改善がなかったら、また古い方のバッテリーをもうしばらく使って、本当に弱ってから交換しても良い。
それがiPhoneにしてみたら、個人で交換しちゃいけないことになってて、
しかもソフトバンクではなくアップルに交換して貰う事になってて、1万円くらいかかるらしい。
その上、一般の携帯に比べてiPhoneの方が電気喰らうわけだから、早めに交換時期が来る。
今までは月に二回しか充電してなかった物が、毎日のように充電が必要になったんだから、
二年縛りされてるうちに一度もバッテリー交換をしないで済むとは考えにくい。
どう考えても、二年の間に最低でも一回はアップルに交換を依頼しなきゃいけない。
近くに店もないのにだ。

でも、実際はバッテリーなんて、怪しいサイトで1000円くらいで売ってる。
怪しいと言っても以前はマジコンとか買った事もある中国のサイトで、ちゃんと送られてくるのは知ってる。
心配があるとすれば、これが純正品だと書いてはあるが、中国だからホントかどうかわからないことぐらい。
でも本物の半額くらいの偽メモリースティックは、どこにも本物だと書いてなかったんだから、
それと比べたら本物だって書いてあるiPhoneバッテリーは信用して良いんだと思う。
そして、売ってるバッテリーを自分で交換する技術があるかどうかも不安だったが、
別にハンダする場所があるわけでもなく、ショートしそうなわけでもなく、ただ交換するだけ。
ネットでやり方を見たら、今すぐにでも無駄にバッテリー交換がしたくなってしまった。
交換作業が目的でバッテリーが欲しい。

交換を自分でやるとしたら、保証とかの問題が心配になる。
しかし既に保証なんか受けるつもりがないからこそ、脱獄済みなわけだ。
脱獄しなきゃ不便すぎて使い物にならないのと同様、バッテリーもアップル任せじゃ不便だと思ったら、
最初からアップルはあてにしないつもりでやっちゃえばいいわけだ。
そもそも、保証を受けたい人ってのは、バッテリーもアップルにやってもらうのが楽なんだろうが、
あたしは保証を受けることすら面倒だと思う性格なので、バッテリーごときは自分で交換したい。
アップルに限らず何でも、壊れたら修理しないで買い直したいと思ってる。
高級品を買って保証も受けるというスタイルより、安物を使い捨てるというスタイルがあっている。
交換して貰う方が簡単で便利だって思う人もいるだろし、そういう人はアップルが合ってるんだろうが、
あたしはそれが面倒くさいと感じるから、つくづくアップルは合わない。

保証がないと言う事は壊れたらあきらめるわけで、あきらめるって事はその時MNPって事だな。
バッテリーを交換する際は、作業直前にMNPの申請をしておこう。

しかし本当にラッキーなことに、iPhoneは世界的にも使ってる人がいっぱいいるおかげで、
こうして簡単に安くバッテリーを入手出来ることもわかり、個人で交換する方法もすぐわかったわけだ。
もし日本でしか出てないような機種だったら、情報もパーツも少なくなるし、
年に何回も新機種を出してるメーカーだと個別にはさらに少なくなるから、こういうわけにはいかない。
いくらiPhoneが不便でも、ググって不便と戦う遊びはiPhoneが最適だなと思う。