石の形で二冊

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石の形集中講義の続きで石の形矯正トレーニングも読んだ。
続きといっても新しいことが書いてあるわけではなく、同じ事の繰り返し。
集中講義の方は1つのテーマを10ページくらい使って丁寧に解説しているが、
矯正トレーニングの方は解説に1ページしか使わず、問題数で勝負という形式。
先に集中講義を読んで内容を理解した上で、矯正トレーニングで反復練習させたいようだ。
集中講義にしか書いてない形もあるし、そもそも形の重要性が矯正トレーニングだけじゃ信じられないから、
やはり先に集中講義を読んで納得した上で、実力テストのつもりで矯正トレーニングをやりたい。



石の形で勝負が決まるような例ばかり意図的に集めたのではないかという疑念が晴れたわけではない。
しかし、正解を導き出すヒントとして、まずは石の形を意識することがマイナスにはならないだろう。
どう対処していいのかチンプンカンプンから考え始めるより、正解により近い場所へより速く到達できる。
集中講義を読んで理解してから矯正トレーニングの問題をやったから、正解率も高くなっていて、
読みが当って正解図と5手先まで同じになったりすると、すごく上達したかのようで気分がいい。
しかも実戦でもそういう形が必ず出てくるから、これは強くなったから打てる手だと意識できる。
ま、実戦はそんなにやってないけどね。
どうしていいのか分らない局面に、分らなくてもとりあえず石の形で答えを出せれば安心かなと。

ただ、集中講義の前書きに、先を読まなくても石の形だけで答えが出せるとも取れる事が書いてあるが、
多少は先のことを考えるのが原則で、考える選択肢の最有力候補が石の形だと忘れてはいけない。
例えば二目の頭の形が出来る時は、自分も相手も同時に二目の頭になっているから、
相手の頭をはねるべきなのか自分の頭を守るべきなのかは、やっぱりある程度考えなきゃダメ。
また、矯正トレーニングには引っかけ問題があり、直感だけで答えを出すとやられちゃう場面もある。
直感だけで答えを出すことになれてしまった頃、急にふられるので、あたしはまんまとひっかかった。
「せめて一手先くらいは読んでください」的な戒めが書いてあり、だまされた気分になった。
また、先を読んでも答えに到達できなかった問題もたくさんあり、全てを理解できたわけではない。
愚形になるかどうかは簡単だが、味消しになるとかの問題はかなり難解。

囲碁未来では答えしか載ってなくて分らなかった問題が、矯正トレーニングにちょうど載ってて解説してた。
すなわち、初段を目指すために必要な知識を集めた囲碁未来と同じ事を問うということは、
石の形はちょうど初段を目指すのに必要な知識だったということになる。
難易度のレベル的にもちょうどいい所を読んだと言うことで満足した。

この二冊と同じ著者ということで、厚みの法則という本も読みかけている。
著者も気に入ったし厚みの理解も得たいしで、まさに一番読みたい本だと思って買った。
第一章は、自戦においてどんな作戦でその手を打ったのかを、三局ほど紹介していた。
まだここまで読んだ感じだと、厚みがどう働いているのかイマイチ理解できていない。

以前は実戦もやらなきゃいけないという危機感が強かったが、囲碁未来が到着して以来、
実戦よりも囲碁未来の問題が解けるよう、定石、布石、死活の勉強をしたくて焦っている。
ゆえに、実戦のために読む本は後回しにして、それらの勉強を先にやるよう方向転換する。
厚みの法則の続きを読むのはまた今度。
希少価値だけで買った白江式詰碁が、詰碁というか基本死活だったのでこれをやることにした。
布石は既に何回か読んだひと目の布石を繰り返すことにしよう。
問題は定石で、先日読んだ本では全く数が足りないので、また買わなきゃいけないなと。

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