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2007年 9月 30日 のアーカイブ
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Amazonで予約の本と一緒に別の二冊も送らせるつもりが、
その予約の本がちょっと遅れるからって、二冊の本を先に送るよとメールが来た。
発送が分割になるからといっても、送料が増えるわけではないと注意書きがあった。
その予約の本は何日か待っても構わないんだけど、他の二冊は早く欲しいんだよね。
今やってる詰碁はもうすぐ一周目を読み終わるから、次の本が送られてこないと困る。
ということで、予約していた定石の本もろとも、布石二冊も全部、いったんキャンセルした。
キャンセルしてもちろん、書店に布石の本を二冊買いに行った。
Amazonにさえ入ってない本が書店に並んでるはずはないが、ちょっとだけ期待して探した。
まぁ、やっぱりなかったので、目的の布石を二冊買ってきた。

詰碁の方は、前半に出てきた簡単な問題を応用し、後半はもっと難しい問題を解く内容だった。
だから、前半の簡単な問題が解けて喜んでいると、後半難しくて泣くことになる。
でも、前半を暗記するほどやり込めば、後半も簡単に解けるようになるんじゃないかと期待している。
それが他の詰碁にも応用が利く形であれば、暗記することはむしろ歓迎。
で、その本はもうかなり終盤で、解けない問題も多いけどやる気が出る良い本だと思った。

布石を二冊買ったが、本のタイトルもそっくりで、内容もそっくりなようだ。
週刊碁とかいうやつに「ベスポジを探せ」という連載があるそうで、
それを2002年にまとめたのが天下初段シリーズのベスポジ、2006年にまとめたのが布石の眼力。

天下初段はその名の通り、初段あたりを対象にした内容なんだろう。
17のテーマに分かれていて、例えばヒラキの章ではどこに開くかの問題が続く。
問題には選択肢が付いていないので、ひと目の布石より難しいかもしれない。
でも、ヒラキの章だったら正解はヒラキだとわかってるので、逆にひと目の布石より簡単かも。
あと、ひと目は問題図の下にヒントがあるけど、天下初段はそういうのがない。
正解の図はひと目の布石と同様に二枚だし、解説の文章の量も似たようなもの。

布石の眼力は左ページに問題が二つ、めくって右ページにその正解図が各一つずつ。
だから他の問題集形式の本より二倍の密度になっているわけだ。
白江式詰碁もそういうスタイルだったな。
全部解けたら高段者で、半分くらいで初段っていう感じらしいので、レベルは高そう。
選択肢が付いている問題もあれば、付いてない問題もある。
カバーは丈夫だし、本当に高段レベルになるまで長く使えそう。

布石の問題には本当に弱く、答えを見ても納得できないので、詰碁以上に練習が必要だ。
だからどっちにしろ両方やる予定だが、やっぱり成功図と失敗図が書いてある天下初段に手を付けた。
ひと目の布石でわからないところの補足とかも目的の一つなので、説明は多い方が良い。

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