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2007年 9月 9日 のアーカイブ
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レベルが高すぎるからと読みかけにした地取り戦法だが、依田ノートに比べたらだいぶ理解しやすい。
地を取ることが厚いというよりは、相手を厚くしないような地の取り方が書かれた本だった。
ただし、後半は練習問題になっていて、その問題が地取り戦法とどう関係があるかわからない物もある。
普通に布石の問題で、趙治勲ならどうするか、自分ならどうするか考える本だった。

マーケットプレイスで中古本を二つ注文したが、台風の影響があったかまだ到着していない。
次は印刷した基本死活辞典でも読んでればいいのだが、どうしてもそれより先に読みたい本があり、
それが宮脇書店で売ってたから、とりあえずそれを買ってこようと、チャリで出かけた。
目的は万波姉の囲碁上達ハンドブックだ。
オビに、小目は打つ必要もかかる必要もないと書かれていて、それだけで買って読みたくなった。
せっかくだから紀伊国屋も見てきたが、囲碁コーナーはあるがろくな物がなく、目的の本もなかった。
で、予定通りに宮脇書店に行くと、中古で注文して未到着の本が一冊売ってた。
他にも、Amazonで在庫切れになってた本が一冊あったので、それも買おうかと迷う。

入手困難とか在庫が少ないとか言われるとどうしても先に買おうとしちゃうが、
読みたい本の順番と買っておきたい本の順番が違ったりして、
本当に今自分の欲しい本はどれかという判断を狂わせてしまう。
この本はAmazonで在庫がないから欲しいだけで、もっと必要な本があるだろうと自問。
これが逆効果で、その在庫がない本じゃなく、もっと必要な本というのを全部買ってしまった。

Amazonでウィッシュリストに入れてる本のうち、上から順番に計四冊買った。
万波と攻め合いの達人と打ち込み読本と石の形の続編。
万波と攻め合いの達人は、多く仕入れて平積みになってた。
天下初段シリーズ5冊のうち、平積みは攻め合いの達人だけだったので、宮脇書店の評価も高いようだ。
打ち込み読本も棚に二冊並んでいたので、それなりに評価されているのだろう。
でも石の形は、集中講義の方が平積みになっていたけど、続編は特別扱いなし。

四冊買った中で、予定通り万波から読み始める。
内容は全部Q&Aで、何をやれば強くなるの?とかいう事まで答えてるので面白い。
実戦してプロの棋譜を並べて詰碁やってっていう感じで書いてあるのだが、
子供はゲームが面白いだろうから実戦中心、大人は本でも読んでろとか書いてある。
実戦といっても、一日に何局も打たないで、集中できる程度にしておけとも書いてある。
あたしは最近は本ばっかり読んで実戦をやってないわけだが、大人だからそれでも良いのかなとか、
たった一局にさえ集中できそうもないから最近やってないんだと、良いように解釈しながら読んだ。
第一章を読み終わり、第二章はまた布石なので嫌になるかと思ったが、
他の本には書いていなかった初手天元などが書いてあり、全然嫌にならない。
書いてある内容が簡単で、しかも他の本とかぶらない事ばかりなので、読んで楽しい本。

とにかくもう本はたくさん買ったし、まだ送られてくるし、そろそろ物欲は終わりにしなきゃな。

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