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マーケットプレイスで注文したヨセと定石の本が到着した。
買ってしまってから調べて知ったのだが、かつて日本棋院新書というシリーズがあり、
入門、基礎、進級、入段、昇段の5段階に分けられていたようだ。
ヨセは進級編、入段編、昇段編と三冊出ていたようで、今回買ったのは進級編だ。
ゴチャゴチャに認識していたが、とにかくヨセの中でも最もレベルが低いものを入手した。
後に改訂版も出たようだが、マーケットプレイスでは改訂前版の方が安く、古い方を買ってしまった。
中はまだちらっとしか読んでないが、とにかく何目の手か数えなきゃいけないということで始まっている。
出入りで二目を数えるのですら、その出入りの結果を想像しながら数えなきゃいけなくて面倒。
ヨセに限らず、数えて数えて数えまくって展開するゲームなんだなと思うとすごく面倒だ。
面倒だからこそ、最も簡単そうな本で勉強したい。
定石の方は、碁敵に勝つ秘訣シリーズの9番だが、日本棋院のサイトでは10番しか掲載されていない。
中身は上級者向けと書いてあるが、有段者向けでないならなんとかなるはず。
たとえ高度な話が出てきてついて行けなかったとしても、定石の暗記には使えるだろう。
とりあえず暗記して、必要ならというか、理解できるなら上級の話も読んでみよう。
土日の影響か台風の影響か、この二冊の到着を待ちきれず、別の本もたくさん買ってしまい、
どれから読むか迷ってしまう。
さらに、万波ハンドブックに詰碁をやれと書いてあった影響で、詰碁も買いたくなっている。
万波ハンドブックには詰碁が五題掲載されていて、「このくらい簡単な詰碁でいい」と書いてあるが、
その五題はひと目の詰碁よりちょっと難しいので、ちょっと難しい詰碁の本が欲しくなる。
と、ここで思い出したのだが、7月の時点で詰碁の本を一冊買って、読まずに眠ってた。
7月ってのはまだ、Amazonにどれだけ多くの本があるかとか、どの本が評判がいいかとか調べる前で、
ただTSUTAYAには囲碁の本が一切ないことにガッカリしていた頃で、
別の本屋に行っても5冊くらいしかなかった囲碁の本のうち、2冊適当に買ってみたんだよ。
適当に買ったので、その時点での自分のレベルに合うわけもなく、ずっと封印してたんだよね。
その2冊の一つは序盤の打ち方というやつだったのだが、その時点でまだ9路盤やってたから、
2冊とも封印して、Amazonで買った別の入門者向けの本を読んでいた。
で、いまさら出してきたのだが、「いちばんわかりやすい実戦詰碁」だそうだ。
初段、1級などと書いてあるから、読むのはだいぶ先の話だと思っていた。
これを今さら開いて中を見てみたら、詰碁なのに三択問題という特殊な構成。
正解を見つけることより変化を読むことが重要だから、あえて初手は三択にしたんだって。
たしかに、5問くらいやってみたのだが、その選択肢の三つをシミュレーションして解けるんだよな。
わかる問題は選択肢の有無にかかわらず、正解箇所に最初に目がいくし、
わからない問題は消去法をやるので、その消去の過程で最低でも三通りの読みをやらされる。
実際、選択肢がなければ、三通りの読みをやる前にギブアップして答えを見てしまう。
これはこれでいい方法なのかも知れないと感じた。
あと、中古本が到着する前に、石の形矯正トレーニングをちょっと読んだが、これもなかなかいい。
前作で一度読んだ内容だからか、続編でさらに理解が深まる感じがした。
特にそう感じたのは、問題の正解が見えた時で、「ここから5手先まで読め」というやつで、
5手なんて読めるわけがないと思ったのだが、テーマ図を見たらこれしかないとひらめいた。
まだ最初のサカレ形の章しか読んでなくて途中だが、先に古本を読みたいので後回し。
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