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起動編。
とりあえずしばらく使わないだろうから、Slot2のマジコンは箱にしまっておき、
そこにはDSライト本体付属のフタをした。
で、Slot1にはX9を入れるわけだが、X9をDSに入れたままでMicroSDを着脱可能。
シェルは黒が良いか透明が良いかとか迷ってたが、X9は入れっぱなしなのでどうでも良くなった。
電源を入れると、健康上の注意が表示され、一回タッチして次へ。
カレンダーが表示され、Slot1のX9を選んで一回タッチ。
一瞬だけX9のOSだかファームだかのバージョンが表示され、ノータッチでゲーム選択表示。
ゲーム選択表示までノータッチで進むマジコンを使ってたので、面倒くさく感じる。
いよいよゲームを選ぶわけだが、ロングネーム非対応なので番号しか見えてない。
唯一、EBAのEだけが見えているが、他は日本語なので本当に番号しかわからない。
たとえ番号部分を省略したファイル名にしても、日本語フォント非対応なので読めない。
それが嫌なら、8.3形式でアルファベットのショートネームに変えなきゃいけないのだが、
そんなことしたら逆に、パソコンの方から見る時わかりづらくなるから下手なことはしない。
ロングネームのまま使ってもちゃんと上書きセーブされるから問題ない。
で、ロングネームで使うとして、各ゲームの番号を覚えなきゃいけないかと思ったのだが、
*.NDSに矢印をあわせると、上画面にアイコンが表示されるからなんとかなる。
ドラキュラなら赤い月のマークが、ブラックジャックならBJという風にわかりやすい。
そのアイコンを参考にゲームを選んで、次に対応するセーブファイルも選ぶわけだ。
間違えて別のファイルを選んだらセーブファイルがお釈迦様になっちゃうだろう。
よくわからないが、MicroSDのスピードに激しく依存するマジコンなのは確かで、
メインの販売店で開発チームがオススメのMicroSDをセットを買ったわけだから、
当然に一番高速な設定で使えることにちょっと満足するが、別のMicroSDは検証不十分で、
一番高速な設定にしないと動かないゲームとかあるらしいから困りもの。
容量と値段だけ見てMicroSDを買った人とかはもう、ゲーム動かなすぎて泣くんじゃなかろうか。
40倍速は不合格で、60倍速で合格というのが現時点での情報。
二回タッチしてX9が起動し、さらにBボタンでスピード選択に行ってFASTを選び、
その上、上画面でアイコン見ながら該当ゲームの番号を覚え、
*.NDSを選択したら覚えた番号と同じ*.SAVを選び、ようやくゲーム開始となる。
よって、他のマジコンに比べてあきらかに面倒くさく、しかも間違えるとセーブ破損の恐れがある。
ゲーム選択に戻るコマンドがないのでいちいち電源を切り、また二回タッチからなのもうざい。
かなりオススメできない個性的な仕様となっている。
知り合いに勧めるには不合格レベルだが、自分で使う分にはこっちの方が楽。
以前のマジコンは、変換ソフトでオプションを指定して変換し、動かなきゃオプション変えていた。
もちろん、ほとんどのソフトはオプションを意識しなくても動くのだが、それでも面倒すぎ。
それよりだったら、X9の面倒くささの方が頭使わなくて良いから全然マシ。
もう変換オプションが必要なマジコンには戻りたくない。
いや、これは個人的な趣味であって、普通の人はたぶんX9なんて使い物にならないよ。
一部では、リストを書き換えれば大概のゲームは動くかのように言われているが、
間違って書かれた物は正しく直せば動くというだけで、正しく書いても動かない物は動かない。
しかもUIが不便だしMicroSDの種類も限定されるし、他に良い物がたくさんあるからな。
もうほとんどの日本製ゲームは誰かが検証していて、フロンティア精神の出番なし。