NINJAPASS X9TF#3

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はかめく。
これは方言だそうで、日本語圏の人は知らない言葉らしい。
注文してから届くまでの期間、気になって公式サイトや販売サイトを何度もリロードする。
その状態が、擬態語だとハカハカ、動詞だとハカめく。
こっちの人は普通に、大変ハカめいております等と使っちゃうけど日本語じゃなかったのね。
ハカめきながら公式サイトを隅々まで見て、いろんな事がわかったりした。

初回特典は交換用シェルの黒らしい。
まー、発売前に予約したからって、初回に間に合ったとは言い切れないがな。
FAQには最初2色出荷すると書いてあったのに予約は1色しかないとか思ってたらそういうことか。

発売日というか、メーカーから販売店への出荷は今日らしい。
販売店にいつ到着するか、その後どれだけ待てば日本に着くか、非常にハカめく。

ローダー、ロムリストファイルが公開された。
ファームウェアで対応すべきなのかローダーで対応すべきなのかわからないが、
既にあるいくつかのセーブ用チップにはまだ対応していないので、それらは保存できない。
それだけでもずいぶんたくさんのゲームに非対応ということになるが、
じゃぁセーブの問題がない他のゲームは全て動くのかと言うと、その情報は出ていない。
対応するって書いてあることに対応してからなら使えそうだが、
たとえハカハカして到着を待っても、その時点では使い物にならなそうな品だな。

注文した日にも書いたが、これはダメでも良くて買ったんだから、こういう仕様は歓迎なんだよ。
ゲームしたい用のマジコンは既に一つあるから、これはマジコンを遊びたい用なんだ。
ゲームさえ遊べれば道具は何でも良いっていう人用のも買ったし、これも買った。
だから良いんだよ。
当然、ゲームしたいだけの人にこれは全然オススメできない。
そもそも、英語のフォーラムを探検できない人だと、買っても使えないはず。
いまならたぶん、容量は少ないけれどDS-Xが最も素人に適した良いマジコンだろう。
コードでつないで、違法サイトやP2Pでダウンロードしたファイルを入れるだけだもんな。
未発売のAceKardはUnix風ファイルシステムに専用ソフトでしかアクセスできない上に、
X9ではリストで提供されるセーブ方式を手動入力で選択するという点が気になるけど、
任天堂が対策を施さない限り全てのソフトが動くというアナウンスは強力だ。
それに比べてX9の、良いところが全然見えてこない中途半端さが魅力的すぎる。
別の忍者違いのマジコンも相当ダメっぽいが、そっちは魅力なし。
名前だけ忍者なのは本人達の美学の問題だが、写真も忍者だと押しつけられてガックリ引く。

それにしても、本物から吸い出したデータを素直に書き戻してもゲームが動かなくて、
多くのマジコンでは動くようにデータにパッチを当ててから書き戻すことで対応してるなら、
その変換なしで動く最近発売の物はどんな仕組みなのか興味ある。
たぶん、DS-Xは他のマジコンと同様の変換をマジコン側で行っている。
だからセーブ形式を選ばなくても、自動で判断してくれている。
そのかわり、新しいゲームが動かなくてファームアップとかは頻繁にやる事になるだろう。
セーブの形式を選ばなきゃいけないマジコンは、一切変換せずに動かしているのだろう。
だからこそ、何かのついでにセーブ部分だけ調べて自動で選択って事が出来ない。
変換なしで動作させる技術があるかどうかで、全く別のマジコンになっているはず。
すなわちAceKardとX9だけが、その他のマジコンとは可能性の次元が違っている。
もちろん、変換さえしなきゃ後はセーブの問題しか残らないという仕組みならという話だが。

非常にはかめく。

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