AceKardとNinjapass X9TF
最近はドラキュラやってるので、どうしてもフリーズしないAKの方でやっちゃって、
X9は活躍の場がなくなってしまったのだが、X9フォーラムはいろいろ盛り上がっている。
現在、X9は今までの見にくく使いにくいUIをどうにかしようと画策中で、それは大いに結構だが、
どういう風に変更したらいいか、各ユーザーが自分で絵を描いて公表し、
投票によって決めようじゃないかという企画をやっているのが、逆にマイナスイメージ。
使いやすい物より見た目が綺麗な物が評価されて、ワケワカランUIになっていきそうな予感。
今以上に使いにくくはならないだろうが、今まで通りに使いにくくなったら嫌だな。
その実装がいつになるかはわからないが、実際に行われるまでずっとAKだけでいいや。
ただ、AKは物理的な作りの雑さが目立って、壊れるんじゃないかと不安になる。
MicroSDのカチって言う部分の関節があやしい。大丈夫か?
もし壊れたら、たぶん手元にあるX9を再利用するんじゃなく、また新たにAKを買うと思う。
現時点では、両者でそのくらいの差は開いている。
足元にも及ばないってやつだ。
あいかわらずX9が売れているようだが、他のどのマジコンのかわりにもならないからよせ。
これはあくまで、これ自体に興味がある人専門のこだわりグッズだ。
そもそもAKとX9は、既存のマジコンより不便になるようないくつかの仕様をあえて盛り込み、
それと引き替えに高い動作互換性能を実現している。
○MicroSDの性能によって読み込み速度を設定しなければいけない。
○ゲームソフトごとにセーブ用チップの種類を調べて設定しなければいけない。
これらは既存マジコンでは自動で判別処理していた部分で、
後発のマジコンもより使いやすくするためには、この辺は自動で処理するのが当然だ。
しかし、その自動処理こそが動作互換性の不具合を生じさせていて、
ここを人間が手動で設定すれば全部動くはずだという発想に基づき、
あえて面倒でも自動でやってくれない仕様になっている。
この面倒くささこそが互換性能の秘訣であり、ここが自動化したら互換性はなくなる。
実際にAceKardは最高に高い互換性を実現し、X9もかなりの互換性を持っている。
ところがX9の方は、動かないソフトもチラホラとあり、
どうせチラホラ動かないなら旧来の使いやすいマジコンでも同じというのが悲しいところ。
面倒くさいタイプのマジコンは、使いやすいマジコンよりよっぽど良くないと市民権は得られん。
そしてもう一つ、X9が超えられない悲しい壁は、読み込み速度の問題だ。
旧来型は自動処理でなるべく高速に読み込むように、まぁ何とでもなるし、
AKは旧来型より不便になるもう一つの要素、
○Windowsと互換性のない高速なファイルシステム。
上記二つとあわせた不便な三本柱と引き替えで全ての問題をクリアしている。
X9はわざわざそこまで不便になる覚悟がなかったわけで、今後も中途半端は確定している。
かなり不便で読み込みも遅く、動作率は他の便利なマジコンと同程度だと、
そりゃ比べる他社がある状態ではどうにもならないだろう。
そういう状態なので、今のX9のフォーラムでの騒ぎも冷ややかにしか見れない。
X9に将来があるとすれば、それはAKと同様に高速な独自ファイルシステム対応時か、
クリーンロム動作をやめて動作を簡略化したときか、
そして一番期待するのは、何らかの未知の発明により、AKと同等の互換性を得られたときだ。
一番期待するって、一番無理っぽいって意味だがな。
最近、どれを買えばいいんだって話に良くなるのだが、好きなら全部買えって言っちゃう。
タダでゲームが遊びたいだけなら、X9もAKも面倒だから別のを買えって言っちゃう。
一番楽に使えそうな感じのでも、ファームアップとかで多少は英語読む事になるだろう。
学生時代に一生懸命に英語の勉強したから楽々使えてるんであって、
勉強もしないでタダで楽々ゲームしたい人には無理な世界ですよ。
誰でもタダでゲームが出来るとかって、雑誌類で知識を得ちゃった人は、
良いところだけ書いて煽って雑誌を売った側に責任とって貰うため、出版社にサポートしてもらえ。