定先
囲碁は先手が有利なゲームだから、先に打つ方に5目半とかハンデをつけてようやく平等。
下手な方が先に打って良いというハンデを貰い、かつ5目半を付けないのが定先。
有利とか不利とかがあるということは、お互いに完璧な手を打っていけば先手が勝つことになる。
ということは、CPUと互角の勝負が出来れば定先の先手で勝てるはず。
それでも負けるということは、まだまだCPUより弱いと言うことだ。
igowinで定先の勝負を繰り返していると、たまに僅差で勝てることがある。
Most common rank: 12kyu
ということで、定先の中でも最も弱いアルゴリズムには勝てるかも知れない強さになった。
あれ?なんか急に成長しはじめた気がするぞ。
いや別に、何が出来るようになったとか言う実感はないが、結果が出ている。
詰め碁の問題がだんだん解けるようになったけれども、それが実践で役立ったことはあまりない。
本を読んだりネットで読んだことが役立って強くなったとは思えない。
むしろ、igowinでバンバン遊んでたら、やられたら嫌な所を先回りし始めた感じだろうか。
でも定先での初勝利はなぜか取れた3子が原因で、そのなぜかがわからないから納得してないし、
二回目は左右に綺麗に分かれて押し合った結果の僅差勝利だから、これも勝因がつかめない。
ということでまた、碁石に番号が表示されるバリュー囲碁で実力を晒す。
11手目でしかけたアタリを守らないで12手目を打ってきたのが、いつものバリューの欠陥なのか、
それとも守る価値もない石だったのかは不明。
15手目はせっかく作った眼を維持したくて打ったのだが、今思えばこれがもったいない。
もう一つ上だった。
20手目を食らった時点で、もう右上しか守れないなという負けの予感。
そのまま順当に押し合ってやっぱり負けた。
最後に打った33手目だが、自分の地を1目埋めたくないからついつい忘れてしまう。
ここに打たれたら死ぬよと予見出来るようになった事に、今さらながらの満足。
さて、問題の15手目を一つ上に打ってから欠眼を補強したら、1目差の勝利までいけた。
もうちょっとで定先でも勝てる実力が付きそうな所だな。