リスクある掃除で失敗する

iPhone11をiOS14.3で止めて脱獄して利用している。
脱獄してないiPhoneなんて不便すぎて使う気はないので、自力でバッテリー交換もして延命した。
3年使い古して、さらに3年使おうというタイミングで余計なことをして台無しになりそうだった。
きっかけはTwackupと言う脱獄アプリだ。
これ自体はインストールされた脱獄アプリをバックアップするって言う物で、なんの害もない。
それをうちので使ってみたら、アンインストールしたはずの脱獄アプリが複数表示された。
それらをクリーンにしたい気持ちがどうしても抑えきれなかった。
YouPIPとかって言う、YouTubeを小窓で表示する機能を入れた覚えがない。
しかしYouTubeアプリの設定項目にYouPIPの設定が表示されている。
これって標準機能にしては機能名が脱獄っぽいが、やってる動作は標準機能っぽい。
けど不具合を感じることが多く、使える場合と使えない場合があって面倒なのでオフにしている。
それがインストールされている脱獄アプリとして表示されていた。
じゃぁアンインストールに失敗して残骸が残ってるんだろうからって、Filzaで検索して削除した。
ここまでで終わってれば良かったのに、もっと削除できるのではないかと考えてしまった。
全然わからないものをFilzaで消すのは怖いので、Sileoでアンインストールした。
Twackupに表示されて、なおかつSileoでアンインストール出来る物は、消しても安全と考えた。
どう見ても脱獄時に標準で入ったライブラリでも、アンインストール出来てしまった。

アンインストールしてもiPhoneは動いてたので、全然使ってないライブラリだったはず。
ところがどうやらそのライブラリは、他の脱獄アプリのインストールに関連してたようだ。
既にインストールしたアプリがエラーでアンインストール出来なくなった。
じゃぁライブラリをもう一回インストールすればいいと思ったのに、エラーで出来ない。
依存関係で守られてアンインストール出来ないはずの物を、何かの手違いで出来てしまったのか。
そのせいで今度は依存関係が守って再インストールできないのか。
Sileoが真っ白画面になったりして、もう何も出来なくなっていた。

いったんRootFSを復元して再脱獄することにした。
そしたらTaurineが消えちゃって、そういえば署名不要の脱獄アプリ版にしことを思い出した。
もう一回AltStoreからやり直しかと思ってパソコンを起動してる間に、TrollStoreを思い出した。
TrollStoreが生きてたおかげでiPhone単体でTaurineをインストールできた。
でも脱獄したらSileoが入ってなかった。
Sileoが入ってないのに他の脱獄アプリが生存してたようで、PowerSelectorで再起動できた。
RootFS復元がそもそも失敗したと言うことになるので、もう一回同じ作業をした。
そしたら今度はSileoもインストールされたし、他の脱獄アプリもきれいに消えてた。
脱獄アプリの設定データは消えてないので、すぐに完全復帰できた。
ただしリポジトリが登録し直しな上に、BigBossリポジトリが初期状態で入ってなかった。
今まで使ってたアプリがインストールできなくなったかとビビったが、BigBoss依存だった。

新年早々、余計なことをやって大事な脱獄iPhoneをダメにしかけた。
現時点でも、Twackupには不明な初期ファイルと知ってる残骸の両方が表示されている。
不明な初期ファイルが怖くて、知ってる残骸も消すのを躊躇している。
でもどうせTwackupを入れなければその残骸すら表示されないんだわ。
気にしなきゃ済む話なんだが気になるわ。

過去に何度も、iPhoneに限らず不要ファイルの掃除に挑んで消しすぎて失敗した。
今回はSileoからアンインストール出来るから安全だと思ってやった。
これプロが有償で出してるアプリじゃなくて、素人が無償で配ってる物なんだよね。
勝手に使うのはかまわないけど、安全だという保証はどこにもない。
有償のアプリですら、ファイルを勝手に消すのは動作保証外なのにな。
もはや実用品のiPhoneだから、昔みたいにオモチャとしてイジり倒すのは控えたい。

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