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2024年 2月 2日 のアーカイブ

筋肥大は環境への適応ではないという話。
YouTubeでどこぞの専門家がよく言ってる当たり前の話に反論したい。
まだあたし自身もしっかりまとまってない、急に思いついた話。
結論から書くと、筋肥大は適応にしては時間がかかりすぎておかしい。
生き延びるために筋肥大が必要だとして、でも筋肉がつくのは数ヶ月後にチョッピリだ。
それじゃ生き延びることは出来ないので、筋肥大は適応とは別の何かだ。
寒さに慣れなきゃ死ぬ、暑さに慣れなきゃ死ぬ、とかには簡単に人間は適応していく。
夏の暑さに適応するのが冬になってからじゃ死んでしまう。
自然界の環境変化は生きるか死ぬかの厳しさだ。
適応は目の前のストレスに対してすぐに行われなければ意味がない。
もしバーベルの重さに適応できなければ死ぬ環境だとして、何ヶ月もかけてたら全員死ぬ。
筋肉が弱くても生きていける環境で、少しずつでも筋肉を増やす仕組みってなんなのか。
あ、あたしが言いたいのは、より強くなりたければより厳しい環境が必要かどうかの話だ。
より厳しい環境への適応で筋肉が増えるというのは疑わしい。
厳しくないのに、すなわち生きるために必要でないのに、体が変化する別の仕組みだ。
自重の腕立て伏せで鍛えて、体重より重いバーベルを上げられるようになる人がいるわけだ。
こういうのは適応ではない。

人類はまだ、どうやれば筋肉がつくのかと言う疑問を解決できていない。
だから推測がたくさん出てくる。
より高重量にチャレンジしなければ、より高重量を上げられるようにはならない。
これは確かだ。
テクニックも必要だから筋肉量を増やすかどうかと関係なく、高重量に挑むしかない。
けどより筋肥大したい場合は、より高重量を上げるべきかは未知だ。
まぁ重量が上がればボリュームが上がって筋肥大するだろうという予想は出来るけど。
なぜボリュームが筋肥大につながるのかが未知だからね。
ボリュームの上げ方は複数あるのに、どの上げ方でも筋肥大するのもおかしい。
高重量と高回数が同じように筋肥大に結びつくのはなぜなのか、人類はまだ答えを知らない。
だから知ってるかのようにアドバイスしてる人に疑問を持っちゃうわ。

まぁとにかく適応って言う表現は違うなぁって話なんだわ。
生きるために必要な筋肉なら数ヶ月、数年も適応を待ってはいられない。
緊急ではないが継続するストレスに少しずつ適応して行ってるって事なんだが。
同じ適応って言葉を使っても生物の仕組みとして全然違うことが起こってる気がするよ。
より強い刺激より、より継続する刺激こそ筋肥大に関係しそうだと思う。

ま、急にね、これおかしいんじゃないかって思っただけで。