おつりをもらう場合
これは電子マネーの普及が遅れている田舎での話だ。
昨日、979円の買い物をして1080円払って101円のおつりを貰った。
このことについての話。
数百円の買い物で、毎回1000円札を使っておつりを貰ってたら小銭が貯まる。
財布に小銭がたくさん貯まる不快感は現金主義の弱点であり、電子マネーに劣っている。
だから、979円の買い物をしたら、まず財布に9円あるかどうかを確認する。
財布に9円は入ってないけど80円は入ってて、80円の硬貨が101円の硬貨に出来る。
50円1枚と30円3枚を、100円と1円にチェンジすると言う行為を自然にやっている。
これをやらないと、財布に既に小銭がたくさんあるのに、さらに小銭が増える。
少なくとも50円1枚と30円3枚があるのに、おつりの10円2枚と1円が来る。
財布の中で50円が1枚と10円が5枚あるんだから、100円にチェンジ出来れば嬉しい。
こうやって、現金主義者は財布の小銭をまとめて大きくするよう心がけている。
そうするしかない、他の方法はないと、思い込んで生きてきたから面倒ではない。
いや、面倒ではあるけど、その面倒なことをやめようという発想がない。
ごはんを食べなければ腹が減るわけで、食べるという面倒な行為をやめる気はない。
食べなくても腹が減らない体にみんなが移行してたら、はたしていつ移行すべきかだ。
なんでこの話をするかって、ワイドナショーで何回かその話を見たからだ。
最初は確か500円硬貨が欲しいかどうかの話だったな。
別に欲しいわけじゃないんだよ。
財布に小銭を貯めないために、100円が5枚になるくらいなら500円にしたい。
もちろん500円が2枚になるくらいなら1000円札にしたい。
500円が欲しいんじゃなく、手元に100円が5枚になるのを嫌がってるだけだ。
680円の買い物で1180円払う人は、財布に既に180円入ってるわけよ。
そしておつりで320円貰うから、財布に100円4枚と50円と10円5枚になるわけ。
ゴチャゴチャっと小銭10枚も財布に貯まるから、スッキリ1枚にまとめたわけ。
500円が好きなんじゃなく、大量の小銭が嫌いなのよ。
でも番組では、このもとからもってる小銭の話を完全に無視していた。
ただ単に、おつりをスッキリした金額にする気持ちよさばかり取り上げてた。
違うんだよ、そこに気持ちよさを感じる原因を無視するな。
小銭いっぱいだと気持ち悪いから、まとめられるときにまとめると気持ちいい。
もとからもってる小銭はまとめたい。
んで、この話にあまり興味ない人達は、電子マネーを使ってるから関係ないと。
うん、つまりだ、電子マネーを使えば小銭が増える不快感を取り除けるのよ。
おつりを500円にする爽快感を失うのではないく、不快感から解放されるのだ。
小銭をチマチマ払ってるやつは、意を決して電子マネーにすれば幸せになれる。
この話は後に、どんな財布を持つかって話になり、それも持たないって話になった。
財布に小銭が貯まるのを回避する究極手段は、財布を持ち歩かない事だったわ。
確かに、現金を払うから現金のおつりが貯まる。
現金以外を払えば決しておつりは発生しない。
おつりって言葉がなくなるわ。