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どうやらOSの修正版が出たらしい。
http://www.acekard.com/archives/23.htm
普通のマジコンなら対策が素早くていいねという話になるけれども、
AceKardに関してだけは逆に、対策が必要だったと言うことが残念でならない。
ひょっとしたらこのまま永久にアップデートしなくていいかもと思っていたからな。
ファームウェアじゃなくてたかが隠しファイルが一個なので別にいいんだけれど、
もしこんな調子で、将来も新作が出るたびに更新が必要になるのならば、
わざわざ不便を承知でAK使うメリットはなくなってしまうのが悲しい。
セーブリストはメーカーが潰れても自分でどうにかできるからいらないが、
OSだけはオフィシャルで修正されなきゃどうにもならないわけで、
そういうどうにもならない更新待ちが回避されそうだからAKだったのに残念だ。
といっても、これが個別対応なのかバグ修正なのかで全然逆の話になる。
動かないタイトルに個別対応したのなら、今後も同じ個別対応が必要になる。
将来同じ不具合が出るタイトルでまた追加更新が必要になる。
どうせその度に更新が必要なら、わざわざAKを選ぶ意味がない。
そうではなく、バグが見つかって修正されたのなら、今後は同じ修正が不要になる。
今解消されたことで、将来同じ不具合が出ても修正は既に終わっているわけだ。
前者は不完全さを露呈したことになり、後者はより完璧になったことになる。
英語で書いてある修正情報を見ると、初期化手続きの修正とあり、
その初期化の時点で個別対応したのかバグ修正したのかは一切不明だ。
よって、今後も同じ修正が続くかどうかで判断するしかなく、
続くようなら他のもっと使いやすいマジコンに鞍替えした方が良い。
今はマジコンも年末商戦らしく、把握できないほどいろいろ出ている。
しかしどれも、Slot2&パッチありでの実績を捨ててのSlot1&クリーンロムなので、
新作マジコンで動作率が下がったり遅くなったりする事もあり得る。
AceKardのように「DSの規格が変わらない限り全部動かす」的な心強い宣言があるわけでもない。
新製品も変換あり&Slot1なら、はじめから動作率も将来性も高い物が作れたはずなのに残念。
そんな新製品群が、本当にSlot2の旧製品より優れているかがわかるのはだいぶ先。
そのだいぶ先の時点でなら、AKも個別対応ナシでいけるかどうかがわかるはず。
そのころには、X9のOSもちゃんと完成されててAKとどっち使うか迷っているはず。
どっちにしろまだまだAK使い続け、もしもAKもX9もダメってなったときだけ要検討だ。
買った人から見ると、使いやすさを犠牲に出来るほどの互換性をキープし続けて欲しいものだが、
まだの人なら、使いやすい上に互換性が高いマジコンが出てきて迷っちゃう方がいいだろう。
ちなみに今回の更新で、壁紙変更もやり直しになるのだが、
変更ツールを作った作者が、変更すべきバイナリアドレスをバッチリかいてくれるので、
ツールの更新を待たずにバイナリエディタ探して、1.04と1.05を比較して該当箇所をコピペ。