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2006年 12月 11日 のアーカイブ
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ゲームソフトの売り方として、よっぽどのビッグタイトルでハードも一緒に売る物以外、
すでにハードを持ってる人の何%に売れるかという計算をするはずだ。
1000万台のDSを持ってる人がいて、その100人に1人が買ってくれたら10万本とかね。
え?ハードが1000万台売れたら100人に1人しか買わなくても10万本かよ。
そーか、だからPS3のハードは売れば売るほど赤字なのにあえて安く売るんだな。
大赤字でも本体さえ普及させちゃえばいくらでも回収できるからね。
本体だけ買ってソフトは違法コピーや中古で買ってたら損したままじゃないかと思うが、
そういう人の分を差し引いてもなお、ソフトの売り上げは大きいという事なのだろうな。
確かに、ハードをかっちまったら、もうその時点で何万円だから、
1本か2本しかソフト買わないとものすごく損した気分になるから、
そりゃ一般人はそのうち10本ぐらいはゲーム買うだろうさ。

そういうシステムなわけだから、今普及しまくってるDSでゲームを売れば、
本当につまらないダメなゲームでも、タイトルや絵や値段に惹かれて結構売れる。
テレビ番組のタイアップ、人気マンガのキャラ使用とかだと、本気で売れるはずだ。
今年はハード品薄がずっと続くほどDS本体が売れたわけで、
これから来年にかけて、今度はダメなゲームソフトでも売れば儲かるゴールドラッシュが来る。

面白くないゲームが大量に出るからって、面白いゲームが出なくなるわけじゃない。
はじめから無名だったり評価が低かったりするメーカーだと、
面白くないゲームを作ったからってこれ以上評価が下がらないからやり放題だが、
まかりなりにもヒット作を出してるメーカーの場合、クソゲーを売るとコケンに関わる。
だから、どうせ手を抜いても売れるけど手を抜いて株を下げる事は出来ないから、
ブランド力のあるメーカーやシリーズ物では、ちゃんとした物を作ってくるはずだ。
そうすると、良いメーカーと悪いメーカーは二極化することになる。
ユーザーもどれを買えばいいかがわかってきて、一部のゲームだけバカ売れする。
そういう感じで、ビッグタイトルの続編以外はほとんど売れない安定期が来るのは再来年か。

今は、とっても興味があるゲームは毎月一本ぐらいのペースで出てるのだが、
それはほとんど、昔やって面白かったゲームのシリーズか、作ってる人が同じかで、
発売前から多くの人が期待しているゲームなんてだいたい一緒だ。
他にもチョッピリだけ興味があるゲームとかが月2~3本、
あんまり興味もないけど評判がいいからそのうちやってみたいものなど、
たくさんゲームが発売されてくれるおかげで、たとえ本命がつまらなくても保険がききそうだ。
むしろあんまり新作を追いかけてたらゲーム漬けで他のことが出来なくなって困る。

現に最近、ゲームが忙しくて年賀状を書けないでいる。
マジコン派はやりたいゲームはMicroSDにコピーしておかないと存在を忘れるので、
とりあえず入れてだけおいて、終わったゲームから順次消すとかしてるだろうが、
一回しか起動確認してないゲームでマジコンの容量が圧迫されちゃうな。