アーカイブ

2006年 10月 18日 のアーカイブ

やっぱりもう終盤だった。昨日クリアした。
最後の方に出てくるザコ達とマトモに戦ってたら、セーブポイント間の移動すら出来ない状態で、
仕方がないので、一切無視して飛んで先に進もうとしたら案の定たたき落とされる。
かといって、回復アイテム使いながら進んでたら、ボス戦も含むと補給できなくなりそうだし。
なんとか少ないダメージで、戦いを避けながら進む方法を考えたのがまた面白い。

このゲーム、ボスの攻略がわりと面白いのだが、倒したボスの能力を得るのがまた面白く、
その中の一つに、木人形と本人を一瞬にして入れ替えるという怖いボスがいる。
こいつを倒して得た能力は、木人形を投げてその着地点にワープ出来るというもの。
この能力を使い、終盤の強い敵と退治したときにその背後にワープしてスルー。
なんとか、ほとんどノーダメージでオートマッピングを埋めつつ先へ進み、
途中のボス戦では贅沢に回復アイテムを使い、木人形投げて安全に店まで戻ってアイテム補給。
こうして、最後のセーブポイントまで来ると、店に戻る転送装置も完備されていた。
こういう作りは実に親切で、絶対になんとかできるという安心感が持てて、やる気を起こさせる。
もしもゲーム中に、クソゲーだなぁっていったん思っちゃうと、
進めないのは自分の腕が悪いからではなくゲーム作った側が悪いからだと思いこんじゃうが、
作り手側の配慮が終始感じられるゲームは、詰まったときでも自力で解決したくなる。
これはものすごく良いゲームだと思った。
そして、問題をどう解決したか、自分なりの方法をこうして書きたくなるのもすばらしい。

ただしラスボス戦はあまりにも使い古されたありきたりなもの。
画面に収まらないデカ敵の弱点は口の中で、足場に上って開いたときを叩くと言う、
なんだかいろんなゲームで昔からあるような、普通すぎて新鮮みのないアクション。
序盤から出てた悪い奴が、もっと悪い奴を呼び出して制御できなくなったという展開も、
これまた似たようなゲームをいくつもやってる気がするが。
主人公が魔王の生まれ変わりだとか言う設定だって、幽遊白書でなら受け入れられたわけで、
このゲームはストーリーもゲーム内容も、新しさを追求しなかったと思えば理解できる。
もし過去の名作のリメイクだったら、恥ずかしいストーリーもありきたりのラスボスも許せるし。
逆に、常に新しいものを期待しちゃいけないわけで、面白ければ踏襲でも何でも良いよと。

さて、クリアすると、武器とか図鑑とかを引き継いで二周目が出来るわけだが、
気合いを入れて今度は全部埋めるつもりで二周目再開。
メインに使っていた日本刀は最強まで鍛えたので、序盤から全て一撃でレベル上がりまくる。
それは良いのだが、ここは後で来るんだとわかっていながらスルーしたら一周目と同じだな。
二周目なんだからパワープレイで一周目と違うルートに行ったりしたかった。
だんだん面倒くさくなって、この日はここまで。
って、よく見たらこのゲームはプレイ中にセーブするファイルを指定できないので、
二周目を普通にセーブしたら一周目のクリアデータに上書きされることに気がつく。
つまり、最後逃げ切ってやり残しが沢山ある状態でクリアしちゃったから、
終盤を遊ぶためにはもう一度全部攻略して最後まで行くしかない。
面倒なので、続きはまた忘れたころにでもやるかな。