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2006年 10月 30日 のアーカイブ

胃カメラ飲んできた。
自分ではシーズンなんて意識していなかったが、毎年似た頃に悪くなってるようだ。
夏は暑いから嫌いだし、冬は雪が多くて大変だし、暑くなく雪も降らない季節は好きなのだが、
なぜか毎年必ず、とりあえず痔が一年ぶりですねって出てくる。
でも、痔の方は軽傷で、何年も前に一度血だらけになって以来、毎年ちょこっと膨らむ程度。
秋は痔の季節だねぇみたいに意識するようにはなったが、深刻には考えていない。
胃腸の調子が悪くなるのは別に秋に限った事じゃないので、気にしていなかったのだが、
医者のコンピューターに、数年前から10月11月12月の診療しか残っていない。
その他の季節は悪くなっても検査も不要な感じのチョイワルだったわけだな。
で、秋になると深刻なほど悪くなって、秋は毎年行っていたというわけか。

どうせ、十二指腸か胃のあたりに多少の潰瘍があるって言ういつものパターンだろうから、
酸が出過ぎないように抑えたり保護したりする薬でまた治るんだろうって感じの痛み。
去年はこの痛みを放置していたら急に激痛に変わって、キンタマ出しっぱなし搬送されたので、
今年は耐えれる内に診察に行って、原因わからないまでも薬は貰おうという判断。

さて今回の撮影では潰瘍はないんだと。
十二指腸に、潰瘍が治った赤みがあり、胃にはただれがある。
ポリープがあったりすると胃がそうなるんだって。
いつものようにいつも通りの薬を貰って飲むけれど、しばらく後にもう一度カメラ飲んで、
そのただれの部分の経過を検査した方が良いらしい。

同じ程度の痛みでも、それが死につながらない痛みだと知っていれば耐えれるし、
大して痛くなくても原因不明だと不安で痛みが増すわけだから、
こうしてとりあえず胃の中を見て貰って、安心で痛みをやわらげるのも重要だ。

今回は人生で二度目の胃カメラだが、一回目以上につらかった気がした。
前回は、カメラがのどを通る感覚に驚き、そっちのつらさがメインだったが、
今回はそれを覚えていたから突っ込む途中は乗り越えられたのに、
なぜか突っ込んだ状態で検査してる最中がつらくてパニックになった。
アレって、撮影するために空気を送り込むから、ゲップを我慢しなきゃいけなくて、
もし途中でゲップが出ちゃうと、もう一度空気入れ直しだから絶対我慢しないと終わらないのね。
で、途中で一度、そののどにくだが通っててゲップも我慢してる状態がつらすぎて、
一気にゲップが出たらどうして良いかわからなくなって、
呼吸もおかしくなってまさにパニックの状態になった。
ゲップは我慢してるはずなのに、グバーっと出た後に絞り出すようにベコベコ出て、
その、自分の操縦とは全く異なる動きをする自分の体に戸惑い、
まるで交差点の真ん中でマニュアル車が止まってしまった時のようにわからなくなった。

こんなにつらいカメラだが、もう一度検査すべきだと言われて、それは素直に承諾できた。