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林海峰の「実戦死活の急所」は半分くらいが詰碁問題集で、残りの半分が死活の解説になっている。 問題集部分は先番を統一してないし、解説部分ともあまり関係がないので、わざわざやらない。 しかし解説部分の方はとても丁寧で、例えば同じ形でどこのダメが空けばどう変わるかを説明している。 また、星に打ち込んで生きれるかどうかも検討してるし、詰碁部分を除外すればなかなかいい本かも。 あたしは他にたくさん問題集を買っているせいで、この本の問題集部分に不満…続きを読む
三段合格の死活に手を付けて、150問中70問まできた。 初段合格の方は前半やさしく後半難しいという構成だったので、 おそらく、三段合格もここまでの70問より、ここからの80問は難しくなっているはずだ。 その、簡単と思われる前半の70問については、たしかに、頑張ればどうにかなる程度の難易度だ。 楽しい。 その前にやってた白江式とは、問題もたくさんダブっているし、コンセプトも似たようなもの。 あれとかぶるということはつまり、一つの問題に答え…続きを読む
薬や手術などで怒りという感情を取り去っても、日常生活に差し障らないと思った。 もちろん、生物の持っている機能のうち、本当にいらないものは何十万年かけて退化するし、 いらないどころか、ない方が有利な機能はもっと短い期間でなくなっていくわけだから、 怒りは本来必要な機能であり、昔は怒らなければ生きていけなかったんだろう。 生きるための必須スキルは生まれつき、選択スキルは後天的に備わるように出来ている。 ところが現代社会では、怒ることで冷静に…続きを読む
「目で解く基本死活集」の章100題のうち、89題のところで、 ここまでやって実力をつけたはずだから解けるだろうとかいう表現がある。 別に88問目までをマスターするほどやった訳じゃないので、とても違和感があった。 この本はどれほど物覚えのいい人を対象にしているのかと、つい反発したくなる。 一回読んだだけで全部身につけながら先に進む事ができる人専用の本か。 それとも、ちゃんとマスターするまで次の問題に進んじゃいけないのかと。 その次は左右同…続きを読む
ふつうは、合格した段位より低い段位の申請もできるのかどうか、ちゃんと問い合わせてからやるべきだが、 人格的な欠陥のため、なるべく会話によるコミュニケーションを避けて物事を進めたかったので、 あえて、問い合わせもせずに郵便局で10万5千円いきなり振り込んだ。 段申請書は、八段のハンコが押されたものと押されてないものが一枚ずつ送付されているので、 ハンコの押されてない方に「五段」を手書きし、合わせて必要事項を記入。 ハンコが押された方は何も…続きを読む
八段まで認定するチャレンジ紙上認定の追試結果が送られてきた。 点数は200点満点中173点で、「八段合格」のハンコが押されていた。 苦節半年、ついにアマチュアの最高段位を極めることが出来た。 ただし囲碁の対戦経験はネットで1回きりで、もちろん負け。 それどころかクライアントソフトでの死に石指定方法がわからず、モタモタしてる間に相手が退席。 買った本はカラーボックス二段分、ヒカルの碁を含めれば三段分。 中でも詰碁は毎日ヘトヘトになるほどや…続きを読む
囲碁が強くなるためにすべき事は、詰碁と棋譜並べということで、だいたい結論が出ているようだ。 もちろん、定石の本には定石を覚えろと書いてあるし、ヨセの本にはヨセで強くなると書いてあるし、 ほとんどの本には、その本を繰り返し読めば強くなるんだよと書いてある。 囲碁が強くなるために、あれもやれこれもやれじゃきりがないので、あえて、どれなんだとズバリ訊くと、 やっぱり詰碁と棋譜並べが重要だと言うことになるらしい。 先日のNHK囲碁講座で、100…続きを読む
モンゴルでのサッカーがバレて、二場所休場という処分が決まった時、 関取は土俵に上がってないと弱くなるから、二場所も休んだらもう復帰できないと言われていた。 たとえ謹慎が明けて戻ってきても惨めに負けるのはわかってるから、復帰しない方が良いとも言われた。 横綱にとって二場所の休場処分は、事実上の引退勧告だと言われていた。 誰が最初に言ったか知らないが、休んだ横綱はもうダメだっていう話はメディアの共通見解になり、 何とか委員会の何とかって言う…続きを読む
囲碁を扱う書籍の中でも、定石のジャンルが最も取っつきにくい。 例えば詰碁なら問題が多ければ多いほどよくて、全問暗記できるぐらいだと物足りなくなっちゃうのに、 数え切れないほどの定石を図鑑のように網羅した本は、多すぎて覚えられないから挫折しちゃう。 上下巻に分かれてたりしたら、買う前に戦意喪失する。 覚えるつもりじゃなく、詰碁のように楽しむつもりで読めたらいいのかも知れないが、 楽しめるほどの実力になる前に、分からなくてもとりあえず暗記を…続きを読む
追試の締め切りは一月末なので、それまでジックリ研究する予定だったが、 これ以上研究しなくてもよいと気がしたので、昨日のうちに投函した。 宛先は「追試係」ではなく「特別紙上認定係」になっていて、 年配の受験者に対する配慮だなぁと感心した。 正月明けに来るはずの囲碁未来も来たし、中旬に来るはずの本試験結果も来たし、 さらに予想外の追試も来たせいで、正月は囲碁で全然時間をもてあましていない。 これもモチベーションを維持させて囲碁人口を減らさな…続きを読む
詰碁で読みの能力を訓練しているわけだが、読みの能力は三つに分けて考えることが出来そうだ。 一つは、何手読めるかということで、あたしは5手ぐらいで終わる問題じゃないと混乱する。 有名な定石から生ずる死活は、たいがい10手以上読めないと答えを出せないのだが、 そういう問題が初段向けの本でも多く載っていて、あたしは暗記なら出来ても、実力では解けない。 定石は暗記じゃダメだといわれるが、その後の死活まで読めなきゃ、実力ではなく暗記で打つ事になる…続きを読む
一般に、「読み」が当ったとか外れたという言い方をする。 自分が予測したとおりに事が進んだかどうかについて語る時、事前予測を「読み」と呼んでいるわけだ。 でも、囲碁の世界では、これを「読み」とは呼ばない。 外れることがあるようじゃ、「読み」ではなく「勝手読み」と言うことになっちゃうんだな。 詰碁の答えはたった一つだが、答えだけが重要ではない点が算数と似ている。 算数では、答えしか書かなくて良い問題なら、最終的に答えがあってれば正解になるが…続きを読む
一手でおしまいの詰碁なら、正解図を見れば答えに納得するわけだが、 五手以上の詰碁だと、正解の変化が全部書ききれていない場合が多い。 例え一手目が正解でも、三手目以降が違う変化だと、その変化が正しいかどうかも検証したい。 自分が想定した変化を自分で解決出来なければ、納得して次の問題に行くことが出来ない。 その時納得できなければ、次にその問題を解くときも納得できず、正解を暗記するだけになっちゃう。 それで、詰碁自体をコンピューターに解かせる…続きを読む
先日送られてきた紙上認定は、〆切がまだ先だから、もっと時間をかけて考えればよかったかも。 すでに解答を書いて送ってしまったので、認定されるのは11月時点での段位であり、 12月の〆切までの間にもう一つでも二つでも上がってるかも知れないと思うともったいない。 もし、思った以上に成績が悪かったら、もう一度チャレンジしたくても次はいつか分からない。 だから、今回はもっとジックリやるべきだった。 その紙上認定が、日本棋院の公式サイトでアナウンス…続きを読む
詰碁トレーニングの効果が出ている。 もちろん、囲碁のための詰碁でもなく、免状のための詰碁でもなく、詰碁のための詰碁だ。 夜、寝る前に詰碁をやって、電気を消して目を閉じると、さっきやってた問題を思い出す。 本を見ていない状態で、どこに置くとどうなるかを考えて、答えの手順を何通りも再生する。 それでも寝れないので、その前の問題はどうだったかと思い出し、やはり手順を全部再生できる。 本とにらめっこで詰碁するだけじゃなく、本を閉じたあとも鍛錬で…続きを読む