例のアナウンス

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先日送られてきた紙上認定は、〆切がまだ先だから、もっと時間をかけて考えればよかったかも。
すでに解答を書いて送ってしまったので、認定されるのは11月時点での段位であり、
12月の〆切までの間にもう一つでも二つでも上がってるかも知れないと思うともったいない。
もし、思った以上に成績が悪かったら、もう一度チャレンジしたくても次はいつか分からない。
だから、今回はもっとジックリやるべきだった。

その紙上認定が、日本棋院の公式サイトでアナウンスされた。
http://www.nihonkiin.or.jp/news/2007/11/20081214.html
http://www.nihonkiin.or.jp/event/2008nintei/2008nintei-a.pdf
http://www.nihonkiin.or.jp/event/2008nintei/2008nintei-b.pdf
免状取得には何万円もかかるんだから、振込詐欺とかにだまされないよう、
これが本当に日本棋院から送られてきた物か、注意しなきゃいけないと思って、
ググったりしてもなかなか情報が出てこなかったのだが、ようやく公式で発表された。

その、ググって情報が出てこない一因として、免状が欲しい人なんてホントに少ないってことがある。
この紙上認定に応募したという話すら見つけられなくて、関心の低さが伺えた。
免状の価格が価値と見合ってると考える人は少なく、棋院への募金のつもりで払っている人ばかり。
たまに、面倒でなければ認定にはチャレンジするという人がいても、免状は不要という所で踏みとどまる。
認定にすらチャレンジする気がないという人の方が多いのかも。
むしろ、免状に金を払った人は、「金はあるけど実力はない」と軽蔑される空気が存在する。
たしかに、実力がないからこそ、実力以上に認められたくて金を払うわけで、軽蔑に値する。
強い人は日本棋院に認められなくても、周りの人に認められてるからいまさら免状はいらない。

あたしの場合、実力もないし金もないので、免状は欲しいけど金も惜しいし、
先日、パソコンを買おうかと悩んだ時に、新しいパソコンと免状とどっちが欲しいか比較した。
で、パソコンより免状の方が価値があると判断し、パソコンを買うはずのお金を免状に使う事にした。
価値がない物に大金を払って棋院を支えようなどというボランティア精神ではなく、
自己満足の紙切れが新しいパソコンよりも先に欲しいから、なけなしのお金でそれを買いたいのだ。

ほかに、ググっていて出てきた情報としては、紙上認定での実力は三段くらい甘めということ。
つまり実力の初段を目指すとしたら、紙上認定の四段くらいが目標でよいわけだな。
また、日本のアマチュアは海外のアマチュアより三段くらい甘いらしいので、
世界レベルで初段を目指すなら、紙上認定では七段くらいになってないといけないようだ。
あたしは初めての紙上認定でいきなり高段者になってはいけない気がしたからこそ、
ジックリ考えないで早々に送ってしまったけど、そんなに甘いならいきなり満点狙えばよかった。
余計な手加減をしたせいで、それ以外の部分まで外して初段にもなれない可能性だってあるもんな。

あと、これって、今はまだ会員じゃないって人でも急いで問題を請求できるようだけど、
たぶんよその人は免状に興味がないようなので、これを機会にどうとか言う人は少ないんだろうな。

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