30年気がつかなかった裏技
Windows古参のあたしは、日本語入力にATOKを長年使っている。
変換精度が良いとは思わない。
入力スタイルもMS-IMEのキーカスタマイズに変更してる。
もう正直ATOKは好きですらないが、サブスクをやめられないでいる。
その理由が、IMEのON/OFFを入力位置に表示してくれることなんだよね。
それだけのためにATOKを継続していると言っても良い。
Google日本語入力もATOKと同様に、入力位置にON/OFFを表示してくれる。
が、Googleは再変換や辞書登録で不完全なまま、もう完成であるかのように進歩をやめている。
結局、日本人向けに日本語入力を作れてるのはATOKだけだから仕方なく使ってる。
あ、今はiPhoneやめてAndroidにしたら日本語入力がクソで、スマホもATOKに依存している。
どっちでも仕方なくだがATOKなので、サブスクをやめるとかはもうできない。
という前置きだが、これまでON/OFF表示位置の問題だと思ってた事がそうじゃないかも知れない。
YouTubeで見たパソコン初心者向け動画によると、Macではこの問題が発生しないらしい。
WindowsではONとOFFが同じボタンだから、今ONなのかOFFなのかわからなくなる。
MacではONボタンとOFFボタンがあるから、今ONなのかOFFなのか知る必要すらない。
そういう事で、そのYoutube動画ではMS-IMEのキーカスタマイズをMac風に変更していた。
こりゃいいやって思って、ATOKでもそれをやってみることにした。
そのカスタマイズをやってて気がついたが、「カタカナひらがなローマ字」キーでONにできる。
これはひらがな入力モードに切り替えるキーらしい。
しかも日本語入力OFFだった場合はONにしてひらがな入力モードに切り替える。
英数入力キーとカタカナ入力キーは日本語入力OFFのときは反応しない。
唯一ひらがな入力キーだけ、OFFの時に反応してONに切り替える。
ひらがな入力モードこそが我々の求める日本語入力ONだから、実質ONキーだ。
元々ONキーが存在してるんだから、どれかのキーに追加で割り当てる必要はない。
けどOFFにする専用のキーは存在しないので、どれか使ってないキーを犠牲にして作るしかない。
動画では再変換キーを犠牲にしてONキーを作ってたが、あたしは再変換キーを犠牲にできない。
それを使ってるからこそGoogleじゃなくATOKを選んでるって言う部分でもある。
どれか使ってないキーを犠牲にしようかと思ったら、別に犠牲は要らなかった。
都合が良いことにその再変換キーのとなりにONキーが元々存在してましたよと。
だからカスタマイズはOFFキーだけで良いんですよと。
動画ではOFFを無変換キーに割り当てていた。
これはカタカナ入力モードに切り替えるキーだ。
あたしも使ってないし誰も使ってないだろうし、間違えて押したら治せないかも知れない。
むしろあってはならぬデメリットのキーがこの無変換だな。
だのでこれをOFFキーに割り当てるのはあたしも賛同する。
ま、そもそもMS-IMEでは割り当てられるキーがここしかないから賛同も何もないんだが。
ATOKでは、押し慣れたON/OFFキーをOFF専用キーにしちゃうのも使いやすいかも知れない。
ということで、今日からあたしのキーボードはOFFキーが二つ増えた。
ON/OFFキーとカタカナ入力モードが犠牲になった。
ONキーは割り当ててないが、ひらがなキーがそもそもONキーそのものだから大丈夫。
サブスクやめるぞとまではまだ思ってないが、まずはWindowsでATOK依存から脱出できるかも。
AndroidもiPhoneくらい日本人向けの使いやすさを考えてくれたらATOK依存から抜けられるのに。