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アナボリックステロイドは男性ホルモンの薬なので、多すぎると精神状態も男性化の影響を受ける。
あたしの場合は緊張したり歯を食いしばったり、ガッチガチの肩こりになるようだ。
戦うためのホルモンだから筋肉もつくけど、戦うための緊張状態になりすぎるのもツラい。
人によってはかなり高容量でも耐えられるが、あたしはたぶんその辺は弱い部類のようだ。
ほとんどの経口ステロイドは1日50mgぐらい飲んでこそまともな筋肉増強剤となる。
しかしあたしはメタンジエノン20mgがちょうど良く、30mgでも多すぎて生活に差し障った。
メタンジエノン20mgにハロフルオックス5mgってのもダメだった。
そして今、メタンジエノン20mgにスタノゾロール10mgを試してるが、ギリギリアウトかも知れない。
少し我慢してセーフ。
広頚筋とか胸鎖乳突筋とかって言う、首の横の辺りが力入りすぎて凝っている。
肩トレが下手すぎて首にも力入ってる自覚はあって、でも別に首の筋肉が関与してるわけじゃない。
筋トレに関与する筋肉でもないくせに勝手に力が入り、勝手に痛くなっている。
そしてどうやら肩トレ中だけでなく、日常生活でも首の横が力んでいる。
肩トレ中に気がつくだけ。
非常に軽度な症状で、少しの間は我慢で乗り越えられそうで、セーフと言えばセーフか微妙だわ。
メタンジエノン10mgとスタノゾロール10mgに減らすかも知れない。
肩こりだの首こりだのごときで挫折してたんじゃ、いつまで経っても副作用では死ねない。
ただ少し筋肉がつきやすくてむしろ健康なだけ。
先日ホテルに一泊したんだが、ホテルの部屋には鏡面が多い。
そしてホテルの部屋では筋トレの道具がない。
いつもは筋トレしたときぐらいしか鏡を見ない。
その日は筋トレしたわけでもないのに、いつもと違うアングルで自分を強制的に見させられた。
これにより、知らぬ間にそこそこ筋肉がついてきたなと言う実感を得た。
いや、もしかしたら脂肪が落ちて形が良くなっただけで、筋肉はついてないかも知れないが。
ウエストはだいぶ細くなって見た目でもわかる。
まだまだ胴体には脂肪が多く醜いが、四肢には脂肪が少ないため筋肉の形がわかりやすい。
見慣れない自分を見て、筋トレしてる感が出てきたなとは思った。
しかしそれは目指すところではない。
人に見せるための筋肉は要らない。
老いても自力で動いて生活するための筋肉があり、介護を受けやすい軽量級のガリガリの方が良い。
デカくなる気はない。
糖尿病や人工透析を避けるため、内臓脂肪を中心にとにかく肥満を解消していく。
極論、スクワットと有酸素運動だけでも良いくらいだが、それじゃモチベが続かない。
ついでにやってる上半身の筋トレで、成果が見えてくることで下半身にもやる気を見いだしている。
まぁ最近は下半身も成果が見えてきたけど。
自分にしかわからない程度の筋肥大で十分だ。
他人から見てわかるほどの筋肥大は求めていない。
医療費、介護費の節約になることを目指したい。
次男の部活で少し遠くに引率し、二人で温泉付ホテルに一泊した。
夕食もホテルのレストランで食べたんだけど、よそのオッサンらがホテルの浴衣で食いに来てた。
その浴衣はホテルが清潔な状態で用意したもので、オッサンらも風呂に入った後で着替えたはず。
清められたオッサンらが清潔な浴衣を着てるはずなのに、なぜか「小汚い」と感じてしまった。
汚くはないのに事実と違って汚い印象を持ってしまい、どう汚いかわからなくてその表現になった。
複数のオッサンがそろいもそろって小汚い。
その意識がある状態でテレビを付けたら、ヤクルト高津(53)もわりと小汚く見えてしまった。
テレビに出る人が小汚いわけないのに、自分は何を見てそう感じたのか自分でもわからない。
若い人は小汚くないのに、オッサンはみな小汚く見えてしまう。
そしてあたしももうかなりオッサンだから、もう一人のあたしが見たら小汚いはず。
このまま何年も生きてたとして、生きてるだけで小汚いオッサン人生に絶望してしまった。
赤ちゃんにはみんな触りたがるのに、オッサンには誰も触りたがらないし、近寄られたくない。
あたしも浴衣のオッサンに近寄られたくない感情をもったし、自分もそう言うオッサンの仲間だ。
これから生きててもただ小汚いだけ。
オッサン以外の全人類のために、あたしらオッサンは滅びるに越したことはない。
そんな変な美学を持ってしまい、変な美学からすると自分すらも許せない事になってしまう。
オッサンでも近寄られたくないとか思わず、小汚いとも感じない方が普通なんだろうか。
いや、現実社会での迫害されっぷりからして、オッサンは小汚くて嫌われてる。
小汚いオッサンは清潔な浴衣を着てるから、顔や髪で印象が悪かったんだと思う。
高津もユニフォームで帽子も被ってたから、きっと顔で判断した。
あたしはオッサンの顔を小汚いと感じてしまう、なにかセンサーが働いてるのかも知れない。
風呂に入っても洗ってもどうにもならない、なんらかの特徴に反応している。
しょっちゅうテレビに出てるからケアしてるであろう野球監督でもどうにもならない。
日焼け、シミ、ヒゲ剃り跡などでそう言う印象を持ってしまうのだろうか。
逆に誰なら小汚くないのかも、まだよくわからん。
とにかく小汚いショックを受けたばかりで、そして自分も小汚いはずだと気付いてしまった。
何の話かというと、7万円のケノンと言う脱毛器を注文したこと。
これまで、1万円前後の脱毛器で陰毛や脇毛を大幅に減らし、そこそこの満足を得ている。
1万円前後のものはあまり評判が良くなく、その悪い部分にはこれまで我慢できていた。
安物なのに陰毛や脇毛が大幅に減ってうれしいな、としか考えてなかった。
ただ、安物の限界に到達すると、もっと強力なものが欲しくなってしまったんだよ。
減らせる毛と減らせない毛があり、そのいくらやっても効かない毛だけのために試したくなった。
ゴッソリ減るところまでは行けるのに、まばらに生える毛はなぜなくならないのか。
どうにかしてみたいけど、たかが好奇心だけでは7万円の機械を試しに買うって事は難しい。
そこへ好奇心ではなく、小汚い事への危機感が強く働いた。
安物の脱毛ではヒゲに全然効いてなさそうだが、ヒゲを薄く出来れば小汚さも薄く出来るかなと。
ヒゲに白髪が交じってきてる今、黒い毛が残ってるうちに急ぎで脱毛しておきたい。
だからケノンに踏み切る理由はヒゲであり、ヒゲのための7万円だ。
よそのオッサンが小汚い気がしたので罰金7万円。
そしてそのついでに好奇心で、安物で到達した陰毛と脇毛の限界をケノンで突破出来るかどうか。