カルロスゴーンと夫人と山口真帆さん

あたしはまだスピード違反やシートベルトで捕まったことがない。
だから捕まったことがある人の話を聞いて、捕まったときの対処を妄想する事がある。
あくまでも、自分が違反してないのに捕まった場合の話だ。
違反して捕まったときの対処など考える必要はなく、違反しなければ良いんだ。
でも違反してなかったら捕まらないとは限らないのが人間社会だ。
違反してないあたしを違反してると思って捕まえた警察の誤解をどう解けば良いのか。
相手は思い込んでるし、本当に違反した人と同じ事を言っても信じてくれないだろう。
、、、と言う話に、誤解した警察は登場するが、悪い警察は登場しない。
悪い警察がいて誤解じゃなくわざと誤認逮捕した、という妄想はした事が無かった。
あるいは誰かあたしに敵対する人が、陰謀で警察を動かした場合も想像していない。
自分が捕まったときには、自分が何もしてないことを説明すれば足りると思ってる。
でもカルロスゴーンは、社内や特捜部などに悪いやつがいるからだと主張するんだよ。
キャロル夫人も身の潔白より誰か悪いやつを挙げて被害者ぶるんだよ。
いや、たとえ誰かにはめられてても、重要なのは自分の潔白でしょ。
憶測で誰かを調べさせるより、潔白なる自分を調べりゃ全てわかるだろ。
人を陥れるより先に、誤解による自分のピンチを脱したくはないのか。
釈明で陰謀を持ち出す心理って、自分にやましいことがあるからだと感じたのよ。
カルロスゴーンとキャロル夫人と、両方そうだから両方やましいんだろうな。

この話はあまり確信がないので、ここに書きたい衝動もあまりなかった。
なんとなくそうかなぁと思いつつも、この、他人を悪者にするかどうかに注視していた。
自分の潔白をとにかく主張したいはずの立場で、陰謀の話をする人達に興味があった。
「何が望みか」って事を考えると、誰かを蹴落としたいんじゃなく、自分が助かりたい。
自分が助かりたいなら自分の話をしたら良いのに、他人の話をするのはすり替えだろと。
すり替える理由はやましさだろうと。
知らんよ、何の証拠もなくただ、人はどういうときに何を言うかに興味あるだけ。
結末はどうせ大人の事情で決まることであり真実はどこにもないんだろ。
だからあたしは「あいつが怪しい」とかわざわざ書こうと思ってなかった。

ところで、山口真帆さんは一体何が望みだったのか。
NGTから一部の悪いメンバーを追放し、運営からも悪い人を追放したかったのか。
それで自分はそのままNGTに残り、悪い人はもういませんって、今まで通りにいくか?
この人もカルロスゴーンと同じで、まず自分が助かりたいと思うべきだよ。
カルロスゴーンと同じで、他の悪いやつを追放しても自分の地位はもう戻ってこない。
たとえ山口真帆さんの言い分だけ100%通ったとしても、逆にアンチが生まれるだけだ。
誰を追放したかったか知らないが、その人達にもファンがついてるんだろ。
ファンがついてる人を追放して居座って今まで通りなんてありえない。
かといってそいつらが居座ってたらやはり今まで通りはありえない。
結局、どっちにどう転んでも山口真帆さんはおしまいだったわけだ。
んで、そっからはもう敵意しか感じなかった。
青森県出身だという事で最初はかなり味方して見てたけど、敵意だらけで嫌いになった。
他人を悪者にしたがる発言ばかりして不快だった。
いや、本当に悪者かどうかはどうでも良いが、それを言っちゃう攻撃性だけが刺さる。
言っても自分は幸せにならないが、言われた方は不幸になる道連れ作戦でしかない。
その、自分の得にならないことをやる理由に正義を持ち出すのがいよいよ我慢ならん。
最後の作文で「正しいこと」って言ったことでもうチャンネル変えた。
自分で「正しいこと」だと思って他人を猛攻撃するんだな。
そしてカルロスゴーンを思い出したんだ。
まぁ、本質的には全然違う話かも知れん。
しかし、自分のメリットより他人のデメリットに向かう共通点を感じた。
どっちも、それさえなければ半分は味方するつもりで聞けた。
それのせいで全く味方したくない。
嫌い。

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