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2009年 5月 16日 のアーカイブ
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そもそもあたしは、世間一般の人と認識に大きなズレがあると感じているのだが、
よく言われるようなナントカ不足っていう話を全く信じていない。
そりゃ確かに野菜不足はあるかも知れないが、意図して野菜を避けてない限り、
不足するほど偏って食べる事なんて無理があると思うんだよ。
一番栄養が偏りそうなマクドナルトを買ったとしても、野菜を取り除いて食べるなんて事はしないだろう。
わざと不足させようとした場合か、そもそも飢餓状態でない限り、
日本で三食好きなものを食ってれば、どんな栄養も不足しないとあたしは信じている。
だから、ビタミンとかプロテインとかは、あたしのような人間が買っても効くはずがない。
すごく激しい運動をして、三食食べても栄養が追いつかないアスリートならケアすべき物であり、
健康維持のために朝晩5分の筋トレをしてるだけのあたしが、栄養不足になるわけがないのだ。

全ての栄養は足りているというスタンスは、当然アミノ酸にも適用される。
栄養としてのBCAAは十分に摂取出来ているので、
栄養としてではなく、一時的に、即効性を持って体に影響する物として必要かどうかが問題となる。
アルギニンは、量が足りていてもトレ前に飲む一酸化窒素系に利用されるわけで、
そう言う固有の役割がBCAAにも存在するなら、そりゃ飲む価値も出てくるだろう。

一応、BCAAをトレーニング前に飲むことで、筋肉が壊れるのを防ぐらしいのだが、
実際にトレーニング前に飲んでみても、筋肉が壊れたかどうかを自分で体感できていない。
筋肉痛が軽くなってるかどうかも全然わからない。
効いてるか効いてないかわからないもののために、まぁ金をかけるのは大した損ではないけれども、
トレーニング前に飲んで少し時間をおくという無駄を、毎日するほど価値があるのかって感じるわけだ。
筋トレのあとにすぐ飲めばいいってんならまだ楽な物だが、筋トレ前に飲んで待つってのが面倒なわけで、
BCAAを飲んだときからまずは待つというトレーニングが始まり、その分だけ無駄に所要時間が増える。
飲んですぐじゃ筋肉を守ってくれないってところが大変面倒くさく、それほど労力をかけても、
なおかつ効いているかどうかも体感できないんだな。
あたしの場合はもう面倒くさいから、飲んですぐ筋トレしちゃおうって日の方が確実に多いわけで、
それじゃたぶん、単なる不足してない栄養の過剰摂取的な役割しか果たせていないと思うんだよ。
BCAAが悪いと言うよりは、有効活用出来てない人が悪いわけだが、
有効活用する労力が払えるほど、真面目に摂取する事に価値があるとも思えない。
これがBCAAじゃなくてただの水だったとしても、筋トレ前30分に飲めって言われたら面倒くさくて守れない。
買っちまったBCAAがもったいなくてなるべく守るようにしてるが、
もはや買っちまったBCAAより時間の方がもったいないとさえ思えてきた。

そもそも、どれか一つが必要なわけでもなく、三種類を一緒に摂取しろってのが栄養摂取的じゃないか。
その三種類が全く別の目的で働き、摂取タイミングも違うならいざ知らず、
一緒の役割をする物を三つ同時に摂取するって事が、その何れかがどこかに効くわけじゃないって事で、
要するに今から不足させるにあたって備えて補給しておくっていう理屈だ。
だから不足してるつもりはねーっての。

まぁ、足りてるプロテインを飲むより足りてるBCAAを飲む方が、ロイシン2g含有で比較すれば少し安いし、
消化の必要もないし、余っても脂肪になりにくいから良いだろう。
良いと言っても、プロテインよりはデメリットが少ないだけで、メリットがあるという事ではない。
すなわちどっちもあたしの体には要らないって事で結論は出た。

今はNSIのBCAA300gを消費中で、せっかく安くて湿ってないBCAAにありつけたけど、
それでもあたしには金と時間の無駄なので追加購入の予定はなし。
足りてるビタミンも買わない予定だし、足りてるプロテインもやめる予定。