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2009年 5月 8日 のアーカイブ
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GWで、普段は見れない日中のテレビ通販番組を楽しみにしていたのだが、
詐欺サプリメントばっかりやってて全然面白くなかった。
何にも効かない詐欺商品を売る際、愛用者と称する人にデタラメを言わせ、
この愛用者の言ってる事に当社は一切責任を持たないけど、この人を信じて買ってねって売るわけだ。
加齢と共に不足しがちな○○が含まれているが、サプリメントで摂取しても消化されて意味がなく、
一切何にも効くはずがないのに、この愛用者は実際に健康になったと主張してるし、
それはこのサプリメントの影響だと信じているんだから、あなたもどうぞってのばっかり。
まぁ、そりゃ本当に何かに効く物を売るんじゃ、サプリじゃなく薬になってしまって、
処方箋がなきゃ買えなかったりで通販は成立しなくなるから、効かないサプリしかないのは当然なのだが、
無知ゆえに勘違いして効いてると思ってる人だけをあえて選んでおきながら、
あたかもその選出に作為はないかのように放送して物を売るって、だます気マンマンじゃないか。

その、はじめから存在しない性質を、存在するかのようにだまして売る手法はサプリメントばかりじゃない。
漬け物を作る壷も、この壷で作れば普通よりおいしくなるって、わざわざ愛用者に言わせてるんだよ。
本当に他の壷よりおいしくなるなら、他の壷よりおいしくなる壷ですって売ればいいのに、
他のよりおいしくはならないから、そうハッキリ言って売るわけにはいかない。
そもそもマイナスイオンって言葉はもう詐欺だってバレて指導受けた物じゃなかったか?
別に壷を売ってもいいけど、だまさずに普通に売ることは出来ないのか。
テレビで広告すると高く付くわけだが、その分を目くらましで回収するという根性はいかがなものか。

あたしが見たかった通販番組は、米国で流行ったナントカが遂に日本上陸って感じのだ。
少なくとも米国では売れた実績を持って入ってくるわけで、
実績がない物が悪いとは言わないが、実績のある物は一定水準に達してるだろう。
あと、別に米国の物を褒めたいわけじゃないんだが、日本のテレビ通販のダマシはあまりに酷く、
これなら米国製輸入品の方がまだマシだとつくづく思った。
米国での実績がない物を売るのに、愛用者をでっち上げて実績にしちゃう手法はもっと問題視すべき。
愛用者にいいかげんなことを言わせる販売方法は、絶対に違法な行為として取り締まられるべき。

そう思っていたら、この間、パワーストーンか何かが捕まったらしい。
身につけるだけで幸運が舞い込むってやつで、あれはそもそもみんな嘘だってわかってるから、
暗黙の了解であえて極端な愛用者の体験談を書いても見逃されてるんだと思ってた。
パワーストーンの広告がマズイなら、当然、テレビの通販だってマズイだろ。
どっちも嘘には違いないんだから、やり方次第で許されるってのはフェアじゃない。

とにかく、せっかく期待して見た通販番組がつまらない物ばっかりで残念だった。
楽しそうだったのはレッグマジックくらいだ。
他の運動器具は軒並み数十分鍛えなきゃいけないので、いくら楽しくても飽きる可能性大だが、
こいつは1分でおしまいらしいので、たとえ飽きても続けられるんじゃなかろうか。
レッグマジックについてというか、その他のエクササイズ全般について疑問に思ったのは、
痩せたい部位の運動をすれば部分痩せするよって事が、最近は当たり前にまかり通ってるのね。
モモを痩せたい場合はモモの運動をし、腕を痩せたい場合は腕の運動をするって、もう当たり前なのかね。
脂肪肝をどうにかしたいあたしにとっては、脚の運動で脚しか痩せなかったら困る話で、
出来れば、脚の運動をしてるのに全身の脂肪が落ちて肝臓も健康になってくれた方が助かる。
あと、グレードアップセットとか言って、何が何でもレッグマジックを利用した運動にこだわらせる点が笑えた。
それから、何にでもナイフセットつけてるんだから、運動器具にもつければ良いのにと思った。